S&P500 プロの予想「上値トライの流れが継続。上値抵抗にも注意。」チャート分析 2024/12/27

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S&P500 プロの予想「上値トライの流れが継続。上値抵抗にも注意。」チャート分析 2024/12/27

【S&P500】上値トライの流れが継続。6,050超えで終えれば下値リスクが後退。

直近の日足は、小陽線で終え小幅続伸して終えていますが、6,040-50の抵抗を上抜けきれていないことや、単体では上昇エネルギーの強いものではないので、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。6,000-10にやや強い下値抵抗が出来ていますが、6,000台を維持出来ずに終えた場合は、下値リスクがやや高くなり、5,900台の足元を固め直す動きへ。逆に、6,050超えで終えれば下値リスクが後退、6,080-90の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は6,040-50,6,080-90,6,110-20に、下値抵抗は6,000-10,5,970-80,5,920-30,5,900-10,5,850-60にあります。可能性がやや低くなりましたが、全て下抜けて終えた場合は再び下値リスクが高くなります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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SP500 プロの予想 上値トライの流れが継続

この先において「1.10000NZドル」で下値サポートされた場合は、「上昇バンドウォークの継続」→「上値追い継続」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“好転”」や「(BB・±2σラインの拡張である)“エクスパンション”への変化」なども伴いながら、22年9月に付けた高値水準である「1.15000NZドル」(図1Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。

その他では、ⅰ) ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・+2σラインの上方を推移する“上昇バンドウォーク”となっていること、またⅱ) BB・±2σラインが20カ月MAに対して拡張する“エクスパンション”になっていることを合わせると、今後の米ドル/カナダドルはさらに上値を切り上げる蓋然性(がいぜんせい)が高そうです。

一方で、「0.85000ポンド」超え未達(=上値抑制)となった場合は、「下降バンドウォークの継続」→「さらなる下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(BB・±2σラインの拡張である)“エクスパンション”の進展」や「直近安値レート(=0.81979ポンド、22年3月)割れ」なども伴いながら、心理的な節目である「0.80000ポンド」(図2Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。

一方で、「1.00000スウェーデンクローナ」超え不達(=上値抑制)となった場合は、「“パリティ”付近での上値抵抗圧力の強まり」→「下落フロー」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「BB・-2σライン(≒0.95000スウェーデンクローナ)割れ」なども伴いながら、20年11月に付けた安値水準である「0.92000スウェーデンクローナ」 (図4Ⓑ水色線)付近までの下落も視野に入れるべきでしょう。

25年は前述のようにBOCの利下げペースは鈍化する可能性が高いとみられます。FRBとBOCの政策金利差の拡大に歯止めがかかれば、金融政策面からの米ドル/カナダドルへの上昇圧力は緩和しそうです。FRBの25年の利下げ幅が市場予想よりも大きくなれば、米ドル/カナダドルは下落傾向に転じるかもしれません。米ドル/カナダドルの上値メドとして、1.47カナダドルが挙げられます。1.47カナダドルは、15年1月高値(1.46900カナダドル)と20年3月高値(1.46680カナダドル)水準です。

この先において「1.00000スウェーデンクローナ」を上抜けブレークした場合は、「“パリティ(=等価)”超え」→「もう一段の上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“好転”」や「BB(ボリンジャーバンド)・+2σライン(≒1.03130スウェーデンクローナ)超え」なども伴いながら、22年11月に付けたレート水準である「1.08000スウェーデンクローナ」 (図4Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。

以上から2025年のS&P500については、6400~6500への上値試しを考慮しながらも、これまでの上がり過ぎに対する大きな反動局面がいつ始まっても良いように、しっかりと準備しておく必要がありそうです。

景気が過熱もせず、失速もせず、緩やかに拡大。物価上昇率は2%程度に落ち着き、政策金利は中立的な水準に維持されるという、理想のソフトランディングに近い形は達成可能でしょう。米景気は緩やかな拡大モメンタムを持って25年に入るとみられます。金融緩和のプロセスは始まっており、政策金利は25年を通じて中立的とみなせる水準へと接近するでしょう。金融政策が景気をオーバーキルするリスクは小さく、また労働市場の堅調が示唆するように、家計の所得環境が大きく悪化する理由も見当たりません。

その他では、ⅰ) ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・+1σラインと同・+2σラインの間を推移する“上昇バンドウォーク”になりつつあること、またⅱ) BB・±2σラインが20カ月MAに対してパラレルになっていることを合わせると、今後の豪ドル/NZドルはもう一段の上値追いとなる可能性も。

現在、米国株市場の参加者のほとんどが─プロもアマチュアも─陶酔に浸っている、と言えるかもしれません。2025年というのは、大きく楽観に振れた群集心理の振り子が逆回転を始め、株高から株安へと流れが大きく変わる年になる可能性があります。

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