ホーバークラフト 大分で復活の訳

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ホーバークラフト 大分で復活の訳
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大分県大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトについて

ホーバークラフトは、かんたんに言うと高圧の空気で水面から浮上して高速航行する船で、一般的な船に必要な、港や航路の水深を確保する必要がありません。1970年代には各地の航路でホーバークラフトが見られましたが、その後は数を減らし、別府湾のものは国内で最後まで残ったホーバークラフトによる旅客輸送でした。

ホーバークラフトは水による抵抗をなくすために、空気圧で浮き上がる必要があります。 浮き上がるために、無駄な燃料を消費します。

大分県が、2009(平成21)年に廃止された大分市~大分空港間のホーバークラフト航路を復活させる事業に乗り出します。大分県の広瀬勝貞知事は2020年3月4日(水)の会見で、2020年度から運航事業者を公募し、2023年度以降に運航を開始する意向を示しました。

国内で唯一となるホーバークラフトの旅客航路が2024年秋、大分空港(大分県国東市)と大分市間で15年ぶりに復活する。空港から市内まで1時間かかるアクセスの改善に向けて大分県が導入を決めたもので、観光資源としても期待される。一方、かつては利用低迷により休止に追い込まれた経緯があり、採算性などの課題もある。

大分県大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトについて。

運航していた大分ホーバーフェリーはすでに解散、国内で旅客船としてのホーバークラフトの製造も終了しています。2020年現在では世界的に見ても、定期のホーバークラフト航路としてはイギリスにひとつを残すのみです。

国東半島の東部に位置する大分空港と大分市のあいだは、別府湾を回り込むようなルートになるため、高速バスだと約60分を要します。県の交通政策課は、「他県と比べてもよくない空港アクセスの改善が非常に重要」といい、別府湾を横断する海上ルートの復活を2018年度から検討してきました。そして、大分市と空港を25分で結ぶホーバークラフトの導入が、費用やスピードの面でも妥当、という結論に至ったそうです。

CO2排出削減の時代に、燃費の悪いホーバークラフトを復活させる理由が理解できません。

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