【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=転換線こなしても21日線や基準線が重し

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【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=転換線こなしても21日線や基準線が重し

小陽線引け。1.04ドル台前半で低下中の一目均衡表・転換線前後に重さが感じられる推移となっている。

 転換線は現水準1.0428ドルから、明日には1.0396ドルへ低下する見込み。相場が現行の1.04ドル前半を維持するだけで転換線を上抜けて抵抗を1つこなすことになるが、1.0469ドル前後で低下中の21日移動平均線や一目・基準線1.0487ドルが重しになりそう。

レジスタンス1  1.0487(日足一目均衡表・基準線)

前日終値     1.0426

サポート1    1.0343(12/20安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=転換線こなしても21日線や基準線が重し

テクニカル 日足テクニカル ユーロドル転換線こなしても21日線や基準線が重し

さて、今回はメインチャートに表示するトレンド系テクニカル指標で最も有名な「移動平均線」を扱います。FXでテクニカル指標の研究をする際に、最初に試してみるのは移動平均線という人が多いですし、研究を深めて自分のテクニカル指標を作るといった人でも、必ずと言っていいほど移動平均線の考え方を何らかの形で取り入れる人が多く、代表的なテクニカル指標をひとつだけあげるならば、移動平均線になるでしょう。

また、テクニカル指標を表示する位置によってローソク足と同じメインチャート上にオーバーレイして表示するタイプのテクニカル指標と、サブチャート上に分けて表示するタイプのテクニカル指標に分けることも出来ます。メインチャート上に表示するタイプの指標は、当然その価格に近い位置に表示されますし、サブチャート上に表示するタイプの指標はまったく異なった値(例:0〜100%の値を取るタイプの指標)で表示されます。

他にも、ひとつの時間枠にひとつの価格が対応する「時系列チャート」と時間枠が無く価格のみの動きに注目する「非時系列チャート」に分ける分類もあります。ほとんどのテクニカル指標は時系列チャートに属しますが、非時系列チャートには古典的な手法が多く、価格の動きのみを追いかけたい場合に非時系列チャートが使いやすい場合もありますので、連載の終わりの方で軽く触れる予定でいます。

移動平均線とは、言葉通り一定期間の価格の平均で、平均値をひとつずつずらして計算することでローソク足の上下に曲線で表示されるテクニカル指標です。基本は終値の単純平均となりますので、終値をn期間分合計しnで割るだけで移動平均を求めることが出来ます。例として右の表をご覧ください。四本値の内、終値(Close)の5日分を合計し5で割った値が移動平均として右の5SMAという列に表示されています。赤枠で囲んだ5日間ならば赤枠で囲んだ5SMA、ピンクで囲った5日間ならばピンクで囲った5SMAが対応しています。計算自体は非常にシンプルです。

テクニカル分析は、過去の値動きから将来の値動きを予想しようとするものです。株価が上昇傾向にあるのか、下落傾向にあるのかといったトレンド(方向性)を探ることや、株価が上がりすぎた局面、下がりすぎた局面を探ることができます。

テクニカル指標は、その指標のタイプによって大きく「トレンド系」と「オシレータ系」の2つに分けることが出来ます。トレンド系は、いわゆる順張りに向いたテクニカル指標で上昇トレンド、下降トレンドに乗って売買するのに向いたテクニカル指標と言えます。いっぽうオシレータ系は、いわゆる逆張りに向いたテクニカル指標で、買われ過ぎ、売られ過ぎの時に売買するのに向いたテクニカル指標と言えます。しかし、トレンド系もオシレータ系もちょっと見方を変えることで、まったく逆の判断をすることも可能ですから、あまり順張り、逆張りといった先入観を持たず、各テクニカル指標の特性をうまく使ってその場面に合わせた使い方をする方が望ましいと言えるでしょう。

さて、今回は移動平均線の応用編でしたが、これでもまだまだ応用編の入り口に過ぎません。世の中には驚くほど多くの移動平均線がありますし、MT4ではテクニカル指標の移動平均を表示するといったことも可能です。前回、最初に試してみるのは移動平均線、研究を深めた人も移動平均線の考え方を取り入れる、と書いた通りで非常に奥の深い指標です。色々な移動平均線を試していくうちに、ひとつくらいは自分にとって使い勝手のいい移動平均線に出会うことが出来ると思います。

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