S&P500 プロの予想「上値トライに失敗。6,050超えで終えれば下値リスクが後退。」チャート分析 2024/12/30

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S&P500 プロの予想「上値トライに失敗。6,050超えで終えれば下値リスクが後退。」チャート分析 2024/12/30

【S&P500】6,050超えで終えれば下値リスクが後退。5,850を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。

直近の日足は、前日足から下寄りのスタートとなり、値幅のやや大きい陰線引けとなりました。6,000-10にあった日足の下値抵抗を守り切れておらず、また、8/5に付けた5,119を直近安値とする短期的なサポートラインを再び下抜けた位置で終えており、下値リスクがやや高い状態です。現状は調整下げの範囲内に留まっていることや、直近の陰線が下値トライに失敗した形となったことから、5,950以下の下値抵抗を守り切って反発に転ずる可能性を残していますが、5,900を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、5,850を割り込んで終えた場合は、立ち上げの可能性を打ち消して、新たな下落リスクが生じます。上値抵抗は6,000-10,6,020-30,6,050-60にありますが、全てクリアして6,050超えで終えれば下値リスクが後退、6,080-90の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。下値抵抗は5,950-60,5,920-30,5,900-10,5,850-60にあります。

※ 年内のコメントはこれで終了となります。このページにお立ち寄り頂きありがとうございました。皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。2025年も皆様にとって良い年でありますように。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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SP500 プロの予想 上値トライに失敗

エヌビディアの買い戻しに加えて、他のマグニフィセント銘柄にも買いが入る状況は、SP500指数の追い風となっている。この状況でインフレが鈍化の傾向にあることが6月CPIで確認される場合は、これら主力株がさらに上昇することが予想される。

1時間足のストキャスティクスとRSIで相場の過熱感を確認しながら、これらオシレーター指標が買われ過ぎ、または売られ過ぎの水準で推移し、かつデッドクロス、ゴールデンクロスの状況にある時に、SP500指数が上で述べた上下のチャート水準をトライする局面では反落、反発の可能性を意識したい。

ゆえに、6月CPIがSP500指数の下落要因となっても、現時点では上で述べたいずれかのサポート水準で相場が反転する展開を想定しておきたい。

同社の株価は6月下旬以降、調整ムードが高まった。しかし、7月に入り一転して6.3%反発し、ナスダック100(NDX)やSP500指数(SPX)のパフォーマンスを上回っている(下のチャートを参照)。

SP500指数(SPX)は5月に4.8%、6月に3.47%そして7月に入り、すでに2%超上昇している。短期間で上昇幅が拡大している状況を考えるならば、調整の反落を警戒する必要がある。

SP500指数が5,518レベル(10日線)を完全に下方ブレイクする場合は、5,400ポイント台へ下落する展開を警戒したい。このケースでは、6月の下旬以降、相場をサポートしているフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準「5,446」レベルのトライが焦点となろう。

SP500指数が下値をトライする局面では、5,500ポイントの維持が目先の焦点となろう。この水準をトライするシグナルとして、フィボナッチ・リトレースメント23.6%と38.2%の各水準の攻防に注目したい(下の1時間足チャートを参照)。

6月CPIが長期金利の上昇要因となれば、グロース株には売りの圧力が高まるだろう。6月CPIでグロース株が崩れる場合、SP500指数は上で述べた下値の水準をトライする展開を想定したい。

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