大陰線引け。1週間ぶりの安値196.33円までやや急激に調整安が進んだ。一目均衡表・転換線196.51円を割り込んだ同水準では底堅さを示し、下げ渋ってNYの取引を終えている。年明け早々に197円台へ切り上がる転換線を支えとした底堅い推移を予想するが、下抜けた場合は200日移動平均線195.25円付近までの調整も想定すべきか。
レジスタンス1 197.45(5日移動平均線)
前日終値 196.85
サポート1 196.33(12/30安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ポンド円転換線を割り込んだ水準で底堅さ示す
日経平均株価日足 (出所:TradingView)米ドル/円日足 (出所:TradingView)米ドル/トルコリラ月足 (出所:TradingView)世界の主要株価指数の上昇率ランキング(過去1年)米ドル/円日足 (出所:TradingView)史上最高値を更新した日経平均は一時3万9426円まで急騰! みなさん、こんにちは。今月22日、1989年12月29日に記録された3万8957円(史上最高値)を更新した日経平均。その後も続伸し、一時3万9426円まで上昇しました。個人的には日経平均が史上最高値を更新する局面では、米ドル/円は152.00円は抜いているだろうと想定していましたが、米ドル/円はまだ151.00円もブレイクできず、高値は150.89円止まりです。この米ドル/円が上げ渋る要因は、当局の介入懸念と日銀の超金融緩和解除コメントに対する警戒感があげられます。実際、本日、高田創日銀審議委員が「2%の物価安定目標の実現が見通せる状況になってきたとし、強力な金融緩和からの出口対応に向けた検討が必要」とコメントしたことをきっかけに米ドル/円は150.00円割れへあっさり反落しています。「債券は下落、高田審議委員発言で政策正常化を警戒-2年入札無難通過」(出所:Bloomberg)史上最高値を更新し続けていた日経平均も、本日(2月29日)は調整局面入りしており、一時3万9000円を割り込んでいます。「円安・株高」は日本のインフレが要因ただ、今回の「円安、株高」は、日本で進行しているインフレが要因と言われており、このトレンドは変わらないとみます。例えばマンション価格の高騰。東京23区の新築マンションの平均価格(2023年)は1億1483万円。ついに1億円を超えてきました。「新築マンションの平均価格(2023)東京23区は1億円超 初の大台突破 ...
陰線引け。1.09ドル後半で頭を抑えられ、1.0930ドル台と約2カ月ぶりの安値圏まで下落した。日足一目均衡表・雲の下限の手前で下げ渋るも、戻りは限定的。
11月13日高値は151.90円にとどまり昨年10月21日高値151.94円に届かなかったため、両高値でダブルトップ形成となる可能性も考えられる。11月1日未明の10月31日付け日足における高値151.71円と11月13日高値がミニ・ダブルトップ型となっている側面もある。二重の意味でダブルトップ型を形成していることで、ひとまず152円突破へ挑戦するという市場心理面での機運は大幅に低下していると思われる。中長期的な円安時代はまだ続く可能性が残るが、今年1月16日安値127.22円を起点とした上昇が3月8日高値137.91円までを一段目とし、6月30日高値145.06円までを二段目とすれば、11月13日高値151.90円で三段目の上昇が終了して三段上げの完成となり、3月8日から3月24日にかけての下落時(下げ幅8.28円)や、6月30日から7月14日にかけての下落時(下げ幅7.82円)と同レベルの修正安局面に入っている可能性も警戒される。因みに6月30日からの下落時は6営業日連続陰線が発生している。
ドル円は10月3日夜に150.15円を付けた直後に147.41円まで反落して早々に切り替える乱高下となったが、その後は徐々に安値を切り上げて高値を伸ばして来た。10月31日の日銀金融政策決定会合を控えて政策修正への警戒感で付けた10月30日深夜安値148.80円から、11月3日深夜の米用統計後に付けた安値149.20円においても底上げ基調を維持した。しかし11月13日深夜高値151.90円からの下落が続いたことで11月3日深夜及び10月30日深夜の両安値を割り込んでさらに続落したため、底上げをして高値を切り上げてゆく上昇基調から転落した。日足チャートでは、11月16日、17日、20日と3営業日連続の陰線=三羽烏(黒三兵)であり、10月30日深夜や11月3日深夜等の下落時では26日移動平均を割り込んでも翌日には切り返していたところ、今回は同線割れからさらに続落して52日移動平均を割り込んでさらに続落している。
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