小陰線引け。一目均衡表・転換線付近から戻りを試したものの、1.04ドル台で低下中の21日移動平均線手前で伸び悩んだ。1.0458ドルを上値に1.0372ドルへ下振れる反動安となったものの1.04ドル台へ戻してNYを引けている。本日1.0401ドルへ低下した転換線を上回り、抵抗を1つこなした格好だが、21日線や一目・基準線1.0487ドルが引き続き重しになりそう。
レジスタンス1 1.0464(21日移動平均線)
前日終値 1.0407
サポート1 1.0343(12/20安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ユーロドル21日線手前で伸び悩む
<ドル円=転換線-基準線に挟まれたレンジ付近の推移想定> 下影小陽線引け。一目均衡表・基準線108.64 円と、本日 109.18 円へ小幅に切り上がる一目・転換線に挟まれたレンジ 付近の動きを予想する。転換線が現水準でいったん頭打ちと なる見込みで、同線付近の109.24 円に位置する一目・雲の 上限とともに、ここから水準を低下させることが考えられこれらのテクニカル指標を上回ったところでは上値が重く なりそう。一方、基準線が横ばいから次第に水準を切り上げ ていく見込みで、同指標を割り込んだところで底堅く推移す るとみられ、下押しを限定しそうだ。
<ドル円相場>ドル円は9/16に記録した年初来安値139.58をボトムに切り返すと、今週後半にかけて、約3カ月ぶり高値となる154.72(7/30以来の高値圏)まで急伸しました。日足ローソク足が主要テクニカルポイント(21日線、50日線、90日線、200日線、一目均衡表転換線、基準線、雲上限、ボリンジャーミッドバンド)の上側で推移していることや、強い買いシグナルを示唆する「21日線と90日線のゴールデンクロス」「21日線と200日線のゴールデンクロス」「一目均衡表三役好転」「ダウ理論の上昇トレンド」が成立していること等を踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは「極めて強い」と判断できます。
<ユーロドル相場>ユーロドル相場は9/25に記録した年初来高値1.1214をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、一時1.0682(6/27以来の安値圏)まで急落しました。日足ローソク足が全ての主要テクニカルポイント(21日線、50日線、90日線、200日線、一目均衡表転換線、基準線、雲下限、ボリンジャーミッドバンド)の下側で推移していることや、強い売りシグナルを示唆する「21日線と90日線のデッドクロス」「21日線と200日線のデッドクロス」「一目均衡表三役逆転」「ダウ理論の下落トレンド」が成立していること等を踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは「極めて弱い」と判断できます。
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