参考レート 161.77円 1/4 1:43
パラボリック 164.69円(実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 162.49円(前営業日163.05円)
21日移動平均線 161.95円(前営業日161.81円)
90日移動平均線 161.72円(前営業日161.72円)
200日移動平均線 164.69円(前営業日164.70円)
RSI[相体力指数・14日]
47.70%(売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 165.26円
2σシグマ[標準偏差]下限 158.98円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] 0.36 vs 0.40 MACDシグナル [かい離幅 -0.04]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカルの面では10日線(MA)のトライが焦点となろう
そのきっかけとして、テクニカルの面では上で述べた200日線の攻防が鍵を握ると予想する。
このケースでのドル円は、141円台への上昇を想定しておきたい。テクニカルの面では10日線(MA)のトライが焦点となろう。この移動平均線は今日現在、141.70台まで低下している。ドル円が10日線を上方ブレイクする場合、それは142.00をトライするシグナルと想定しておきたい。
テクニカルに見た場合、ドル/円は昨日150円を上抜くも定着までには至らず。150.30円レベルまで切り下がってきた移動平均の90日線を、超えていくことも出来なかった。リスクという意味ではドル高だが、上値は引き続き重い状況に変化はなさそうだ。90日線の攻防には本日も要注意で、抜ければフィボナッチポイントの150.75-80円を目指す。それに対してドルの下値は149.75円、149.50円など25ポイントごとにサポートがあり、基本底堅そう。本日は米経済指標として、9月の住宅着工件数や同建設許可件数が発表されるほか、引き続き米企業の決算発表も少なくない。また、ミネアポリス連銀総裁によるパネル討論会参加なども一応要注意。
ドル/円は148円後半までしか下がらず、かなりの底堅さを醸すなか、昨日ついに150円超え。本日東京でも150.30円レベルまで値を上げ、昨日高値に一時面合わせしている。リスクはドル高方向に高そうだが、先で取り上げたように日本の当局は「150円をある種のシーリングと認識」している節があるうえ、昨日上げ止まった150.30円レベルには移動平均の90日線が位置しており、テクニカルポイントで明確に上げ止まったことは若干気にかかる。いずれにしても、ドルの上値の重い状況に変化はなさそう。市場の関心は日米金融政策に高いが、ブルームバーグが報じていたように「日米金利差の縮小観測が後退」したようだ。そうした意味では引き続きドル高・円安方向にバイアスか。しかし、米国そして日本の選挙情勢も注視している向きが少なくないうえ、イスラエル軍が明らかにした「ハマス最高指導者シンワル氏殺害」の影響も気になるところだ。後者については、ハマスの影響力が低下し状況が沈静化へ向かうといった楽観的な見通しも聞かれるが果たしてどうなるか。
しかし、テクニカルの面で真に注目すべきは、トライアングルの攻防である。
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