テクニカル面とファンダメンタルズ面の両方からドル買いが有望【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:公開日から3カ月間
ポイント解説
1. ドル円相場
– 横ばい傾向だが、下値を切り上げて堅調
– 中期・長期の移動平均線は上昇傾向
– 他通貨ペアと比べて相対的に強い
2. クロス円(ユーロ円・ポンド円)
– 年末年始に3連続陰線
– 戻りが弱い
– MACDはデッドクロス傾向
3. 対ドル通貨(ユーロドル・ポンドドル)
– 年末からの下落が続く
– 戻り切れていない弱い展開
– 売りが優勢なチャート形成
4. 背景となる要因
– 米ドル金利の高止まり継続
– 米短期金利でも4%台の金利収入が魅力的
– 他通貨からドルへの資金シフトの可能性
結論:
– 2025年もアメリカ一強・ドル高基調が続く可能性が高い
– テクニカル面とファンダメンタルズ面の両方からドル買いが有望
– ただし、柔軟な対応が必要で、チャートの変化には注意が必要
– 日本においては、円安進行による物価上昇圧力が懸念材料
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
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井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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ドル円 買いでスタート2025年もアメリカ一強 ドル高基調が続く可能性
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その影響で為替市場では、日米金利差の縮小期待の後退から「ドル買い・円売り」が加速し、足元のドル/円相場は1ドル=157円台後半の円安水準で推移しています。
2024年のドル/円相場に関しては、7月11日に1ドル=161円76銭を付けるなど、円安基調が続きました。この円安が、日本の輸出関連企業の株価を押し上げた結果、日経平均株価が非常に強い動きとなったのです。2025年も日米金利差を主な要因として円安基調が継続すると考えられるので、日経平均株価は引き続き堅調に推移する可能性が高いと見ています。
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