【見通し】今日の株式見通し=軟調か 米長期金利が上昇しナスダックが大幅安

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【見通し】今日の株式見通し=軟調か 米長期金利が上昇しナスダックが大幅安

東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は178ドル安の42528ドルで取引を終えた。12月ISM非製造業景況指数など経済指標が強く、長期金利が上昇。エヌビディアやテスラなどグロース系の銘柄が大幅安となり、3指数そろって安値圏で終了した。ドル円は足元158円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて265円安の39735円、ドル建てが175円安の39825円で取引を終えた。

 米国株安を嫌気して売りに押されると予想する。ナスダックが1.9%安と大きく下げており、エヌビディアは6%を超える下落となった。きのうの東京市場では半導体株の多くが派手に上昇したが、きょうは逆回転の動きが想定される。米金利上昇とそれに伴う円安(ドル高)を受けて金融株や自動車株などにしっかりとした動きが見られるようなら、日本株は相対的に値を保つ展開が期待できる。一方、これらも売られるようなら、米国同様に下値模索が続くと思われる。場中はマイナス圏で強弱感が交錯し、不安定な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは39500円-40000円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏は「経済見通しは悪化してきている」と指摘。「連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表前からそうだったし、それはFOMC後も変わらない。FOMCが姿勢を転換するリスクは極めて高い」と述べた。

「2025年の見通しに関して市場が選好する取引は円のロングという声が多かったが、すでにその予想を維持するのは難しくなってきている」とベクテル氏。「円は調達通貨というステータスを失わないだろう。それだけははっきりしている」と述べ、「世界市場で調達通貨に選ばれる通貨が、持続的に上昇するとは予想しにくい」と続けた。

4.個別銘柄動向ダウ平均構成銘柄は30銘柄全てが上げました。なかでもユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が5%近く上昇したほか、ナイキ(NKE)も3%を超える上げとなり、デュポン(DD)やビザ(V)、ファイザー(PFE)、ゴールドマン・サックス(GS)なども2%前後の上昇となっています。ダウ平均構成銘柄以外では2015年10-12月期決算が市場予想を上回る増収増益となった宅配ピザ大手ドミノ・ピザ(DPZ)が急伸し52週高値を更新しています。また、総合小売りのシアーズ・ホールディングス(SHLD)は決算で最終赤字が拡大したことで売りが先行したものの、悪材料出尽くし感から次第に買いが優勢となり大幅高となりました。家電量販店大手のベストバイ(BBY)や百貨店のコールズ(KSS)も決算で1株利益が市場予想を上回り買われました。一方で、業績の見通しが市場予想を下回った高級家具販売のレストレーション・ハードウエア・ホールディングス(RH)が急落しました。

こちらのアメリカの大統領選挙レポート「高まる米ドル高の圧力、揺れる日米金融政策への思惑、ドル円の見通し(アップデート)」で取り上げたとおり、共和党そしてトランプ候補が掲げる政策は、いずれもインフレ再燃につながるものばかりである。

電動ピックアップ「サイバートラック」は初めて黒字化に成功した。エネルギー貯蔵事業も利益を押し上げた。また、今年の設備投資額の見通しを110億ドル以上とし、従来の100億ドル以上から引き上げた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は来年の納車台数を20~30%増やす強気の見通しを示した。

12月の米消費者信頼感指数は3カ月ぶりに低下した。トランプ次期政権の政策を巡る不透明感を背景に、景気見通しへの懸念が広がった。

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