[ユーロ米ドル]米長期金利上昇で

(ユーロ米ドル日足)

昨日発表されたユーロ圏12月HICPは予想通り2.7％と前月と変わらずとなったが仏12月CPIが予想を下回ったことでECBの追加利下げ観測は継続。一方、NY時間に発表された米11月JOLTS求人件数や米12月ISM非製造業景況指数が予想を上回ると米長期金利が上昇。1.0434の高値を付けるなど底堅く推移していたユーロは1.0344まで下落して引けている。
前日に反発したユーロも結局強い米経済や金融政策の温度差などからユーロ下落トレンドは継続。
ただ、トランプ次期大統領が「金利は高すぎる」と発言したことで目先ドルの上値も限られることからユーロも年初1月2日につけた安値1.0225が目先の底値として意識される。

ユーロドル予想レンジ：1.0460～1.0300

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー