大雪恐れ 急 のつく運転避けて
自力で脱出が困難なケースは道路緊急ダイヤルやJAFなどに救援を依頼しましょう。 また、大きな国道では塩分を含む凍結防止剤が撒かれているケースがあるため、雪道運転後はタイヤ周りや車体底部を重点的に洗車することで劣化を防げます。
屋根のない場所にトラックを停車していて大雪が降った場合、トラックの荷台や屋根には多くの雪が積もった状態になります。
走り始めた後もアクセル操作はできるだけ一定に保ち、急加速や急減速を控えます。前方車両との距離を十分に空けることも大切です。ブレーキペダルを踏んでから車が止まるまでの「制動距離」は路面状況によって異なりますが、乾燥路を走るときの3~4倍は車間を空けることを心掛けてください。道に轍がある場合は無理に逆らおうとしないこと。轍に沿って走った方が安定します。2車線以上ある道路を走るときも、追い越しなど急な車線変更は避けましょう。やむを得ない場合は慎重に車線変更しましょう。
かつて教習所では、滑りやすい路面はペダルを踏んだり離したりする「ポンピングブレーキ」をするよう教えていました。しかし、現代の車はほぼすべてABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が装着されているので、ポンピングする必要はありません。普段ABSが作動することはあまりありませんが、圧雪路やアイスバーンでは驚くほど頻繁に作動します。ABSが作動するとブレーキペダルへの反動があるので、驚いて足を離さないように。なお、ABSは短い距離で止まるためのものではなく、タイヤをロックさせないことで、舵が利くようにするための装置です。緊急ブレーキをしてABSが作動してもステアリングを操作し、危険を避けるようにしましょう。
今年は東京で4年ぶりの大雪が降ったり、北陸でも積雪140センチを記録し1500台以上が立ち往生するなど、雪のニュースが相次ぎました。雪国の人にとって雪道の運転は当たり前かもしれませんが、慣れていない人だと車の運転に不安になってしまうのではないでしょうか。そこで、今回は雪道を安全に運転するためのコツと立ち往生してしまった場合の対処法をお話したいと思います。
「・・・・かもしれない」運転が必要! 「前の車が急停止するかもしれない」「交差点で止まれず侵入してくる車があるかもしれない」「凍っているかもしれない」「滑るかもしれない」などを思いながら運転することが大事。
降雪や積雪の状況は地域や場所によって急変します。より安全な選択を心がけてください。
雪道での運転では、スリップしないように注意を払う必要があります。そのためには、急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキなど、「急」のつく運転は止めましょう。車の態勢が崩れやすくなるので、スリップの原因となってしまいます。凍結している道路や雪が降り積もっている道路では、特にスピードは控えめに、前の車との車間距離は十分すぎるくらい保つようにしましょう。
視界が極端に悪くなるホワイトアウトの状態では、無理に走行を続けることは危険ですので、運転をなるべく控えること。まずはフォグランプ・リアフォグランプを点灯し、車が目立つ状態にすること。そして、他車の走行した跡を頼りにしながら、車を安全に停められる場所まで、ゆっくりと運転しましょう。そこで、吹雪や大雪が落ち着くまで待機するようにしてください。
みなさまがお住まいの地域では積雪はありますか? 昨年12月には、新潟での大雪による立ち往生がニュースになりました。大雪の日はできるだけ外出を控えたいところですが、軽貨物ドライバーはそんな中でも配達に向かわなければならないときがありますよね。雪道での運転では、スリップ、スタック(立ち往生)など雪に伴う事故、トラブルも多く起きます。これらのトラブルはどのようにすれば回避できるのでしょうか。また、雪にタイヤが埋もれるなど立ち往生してしまった場合はどうすればよいでしょうか。
加入している保険会社やJAF(日本自動車連盟)のロードサービスに救援に来てもらうよう依頼します。 ただし、保険会社のロードサービスでは状況により対応してもらえない場合もあります。 また、大雪の時は依頼が殺到していて、到着までに数時間かかることもあります。* * *いつもは少しでも効率よく、手早く作業することが求められる軽貨物ドライバーですが、大雪の時は安全第一。 事故やスタックが起きてしまうと、その処理だけで数時間を要してその間お仕事が止まってしまいます。少しでも危険を感じたら決して無理をしないことが、結果としてお客様からお預かりした荷物を守り、ドライバーの身を守ることにもなるということですね。雨の日でも雪の日でも毎日お仕事があるのが軽貨物ドライバーです。 安定して仕事を続けるために、どんな天候でも焦らず対応できる知識とスキルを身に着けておきましょう!
雪道での運転は、急のつく動作をしないことがセオリー。無理をしない安全運転のポイントを説明します。
交差点やカーブなどの滑りやすい箇所およびアイスバーンが発生しやすい箇所を走行する際は、急制動や急ハンドルといった操作をとくに控えましょう。
また前方車両が視える軽度な状態であれば、一定の車間距離を維持しつつ追走して早急に吹雪や地吹雪から抜けきるという判断も選択肢のひとつです。
タイヤチェーンのメリットとしては、比較的安価なこと。タイヤのサイズにもよりますが、安いものであれば、2,000円台、3,000円台の商品もあります。また、登坂性能が高いのも魅力。勾配の急な雪道でも、スタッドレスタイヤよりスリップしにくいという利点があります。最近主流の非金属製タイヤチェーンには、金属製の突起を埋め込んでグリップ力を高めた商品もあります。チェーン規制に対応した布製タイヤチェーンも最近注目を集めています。
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