[全般]米長期金利上昇でドル底堅く

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[全般]米長期金利上昇でドル底堅く
前日に引き続き米長期金利は昨年4月以来の高水準となる4.73%台まで上昇したことでドル全般に底堅い動きが続いている。

昨日の東京市場でドル円は買いが先行し158円台に上昇。しかし、日本の10年債利回りが13年ぶりの水準に上昇したことや日経平均株価が下落したことなどから円買いが強まり158円割れまで押し戻された。
欧州市場では前日に引き続き米長期金利が上昇。昨年4月以来の水準となる4.73%付近まで上昇すると前日の高値を上回る158円55銭まで上昇。
NY時間に発表された12月ADP雇用統計が12.2万人と予想の14万人を下回るとドル売りで反応。ドル円も158円15銭まで押し戻されたがドルの底堅い動きは継続。再び158円52銭を付けて引けている。
この日トランプ次期大統領が全輸入品に対し関税をかけるために国家経済の非常事態宣言を検討しているとの報道が金利上昇を後押ししたとみられる。
また、この日公開されたFOMC議事要旨でもほぼ全員が新政権によるインフレリスクが上昇したと認識していることが明らかとなった。
ドル底堅さが続くとみる一方でこの日はウォラーFRB理事が「更なる利下げが適切」「利下げのペースはインフレと雇用市場の状況に依存する」との発言を受けドルが売られる場面も見られた。
昨日のJOLS求人件数は予想を上回ったものの賃金上昇の鈍化が懸念され、ADPでは雇用の伸びが示されるなど、明日の雇用統計の結果を見るまでドルの底堅い動きが続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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