2025年のドル/円の見通し ユーロ、ポンド、豪ドルの動向は!?志摩 力男 (しま・りきお)氏 きょう開催オンラインセミナー FX/為替

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2025年のドル/円の見通し ユーロ、ポンド、豪ドルの動向は!?志摩 力男 (しま・りきお)氏 きょう開催オンラインセミナー FX/為替

国際的な大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任し、ファンドマネジャーとしても活躍された志摩力男氏による為替相場の解説セミナーです。
ドル/円相場を中心に、2025年の主要通貨ペアの相場見通しやマーケット展望を、志摩氏独自の切り口で明快に解説します。

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志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。

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2025年のドル 円の見通し ユーロ

ソシエテでは、低い行使価格での売りや弱気のノックアウト価格設定など弱気のユーロ・円戦略で資金調達を行うことを推奨している。

ラボバンクや野村証券、みずほ証券は2025年末までにユーロ・円相場が1ユーロ=140-150まで下落すると予想した。同水準は23年6月以来、およそ1年半ぶりの安値圏となる。20日時点は164円前後で推移している。

藤代 日経平均の現状3万8,000円という水準からすると、25年は若干上昇するかなとは思います。ただ、24年の前半みたいに、3万3,000円だったものが一気に4万円まで20%上昇するようなフェーズは終わったのかな、と思っています。やはり、いま日本株を見るうえで、データで一番説得力があるのは半導体関連の情報で、いろいろなデータを見ると、そろそろピークアウト懸念を意識させるようなレベルまできています。やはり株価が一番上昇するタイミングというのは、これから景気の上振れリスクが増えていく場面というよりは、景気の下振れリスクが減ってきてみんなが安心する場面です。相場の格言にも「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ」というものがありますが、今の半導体サイクルはもう楽観に近いようなところまできていますので、「20%、30%上昇していく」というフェーズはもう終わったのだろうと思います。ただ一方で、日本はインフレの追い風もありますし、東証の資本効率改善の要請の話もあるということで、自社株買いなどは年間16~17兆円のペースで進んでいます。半導体サイクルのようなグローバルなマクロの波以外の要因で、それなりに日本株が押し上げられることを踏まえると、24年7月につけた史上最高値の4万2,224円をもう一度超えてくる可能性はあるかと思っています。

ラボバンクの外国為替戦略責任者、ジェーン・フォーリー氏(ロンドン在勤)はリポートで「ハト派的なECBにより、来年ユーロは回復力を失うと予想しており、今後12カ月でユーロは対円で150円まで下落する余地がある」と分析。「ユーロ圏は構造的な問題と投資不足にも苦しんでいる」とも指摘した。

追加利上げのタイミングを計る日本銀行と利下げを続ける欧州中央銀行(ECB)の日欧金融政策の方向性の違いから、ユーロが対円で下落するとの見方がストラテジストらの間で広がっている。

ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、オリビエ・コルベール氏とキット・ジャックス氏はリポートで、デリバティブ(金融派生商品)市場ではユーロ・円のリスクリバーサルがインプライドボラティリティー(予想変動率)よりも速いペースで増加しており、スキュー(ゆがみ)が高くなり過ぎているとの認識を示した。

日本銀行では、2007年1月4日以降、外国為替市況を毎営業日の営業時間終了後にホームページ上で公表しております。本統計は、外国為替市場参加者からの情報を基に作成しており、訂正が入る可能性がある旨ご留意ください。

ユーロ・円に対するストラテジストの予想はドル・円と比べ明確だ。ドル・円の見方が定まらない背景には米経済統計の堅調が続き、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが読みづらく、次期米大統領に減税や関税などインフレ政策を掲げる共和党のトランプ氏が返り咲くことになり、政治と為替の関係が不透明になっていることがある。

野村証の為替ストラテジスト、茂木仁氏は日銀について「恐らく来年前半にかけて追加利上げを複数回行うと考えられている」と指摘し、欧州との金利差を理由にユーロ・円は円高方向に向かうとみている。みずほ証は25年末に1ユーロ=140円と予想。これは23年3月以来のユーロ安・円高水準だ。

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