金(ゴールド)は約1カ月ぶり高値へ上昇。ただFOMCの利下げ後退観測で、この先は不透明(XAU/USD 市況と分析)2025/1/10

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金(ゴールド)は約1カ月ぶり高値へ上昇。ただFOMCの利下げ後退観測で、この先は不透明(XAU/USD 市況と分析)2025/1/10
 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

1月9日の金相場、2月限の取引価格は1オンス2690.80ドルまで値を上げ、昨年12月中旬以来約1カ月ぶりの高値水準に到達しました。この上昇の背景には、複合的な要因が存在します。
アメリカの労働市場の動向が注目を集めており、12月チャレンジャー人員削減数にて、米企業の採用数が10年ぶりの低水準を記録したことが、金相場を押し上げる要因となりました。また、英国の財政に対する懸念も、安全資産としての金への需要を高める結果となっています。
ただし、相場の先行きには不透明感も漂っています。米連邦公開市場委員会(FOMC)は金融緩和に対して慎重な姿勢を示しており、今後の政策決定には労働市場の状況とインフレ再燃リスクの両面を考慮する必要があります。
市場関係者の見方も変化しており、米系金融機関は金価格が3000ドルに到達する時期を2026年半ばまで後ろ倒しにしました。これは、米国の追加利下げ期待が後退していることを反映したものです。

最新の金(ゴールド)CFD チャート

30分足チャート

金(ゴールド)30分足チャート

日足チャート

金スポット 日足チャート

「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きになる中、価格は移動平均線の上に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、「買われすぎ」とされる70を超えて推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

 金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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8日の金相場は続伸

23日の金相場は大幅反落。NY先物市場2月限は前営業日比16.9ドル安の2,628.2ドル。取引レンジは2,623.2ドル〜2,646.8ドル。外国為替市場にてドル高となり、米長期金利も上昇したことに伴い、ドル建てで取引され金利が付かない金は売り優勢となった。 23日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比12.5ドル高の948.90ドルで取引を終了した。 23日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場3月限は前営業日比0.231ドル高の30.189ドル。直近数か月の価格帯と比較すると銀は足許割安感があり、この日ドル高が圧迫要因になったが、押し目は買われた。

金の需給データや市場を理解するために必要な用語を解説しています。

28日の金の海外相場は感謝祭のため休場。 28日のプラチナの海外相場は感謝祭のため休場。 28日の銀の海外相場は感謝祭のため休場。

20日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比20.7ドル高の2,651.7ドル。取引レンジは2,621.9ドル〜2,659.0ドル。ウクライナが英国製の長距離ミサイルでロシアを攻撃したことやロシアがウクライナを大規模攻撃する可能性等を受けて堅調だった。 20日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比12.8ドル安の965.80ドルで取引を終了した。 20日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.257ドル安の31.005ドル。FRBが12月のFOMCにて利下げを見送る可能性が高まり、米長期金利が上昇。ドル建ての銀は売り優勢となった。

20日は、アジア時間の早朝にイランのライシ大統領が搭乗するヘリコプターの墜落が報じられてさまざまな臆測を呼ぶ中、リスク回避の金買いが強まり、金は2449.89ドルの史上最高値を付けた。その後、墜落は事故とみられることが報道されると、地政学リスク懸念は後退して、この日の高値からは値を下げた。

4日の金相場は続伸。NY先物市場2月限は前営業日比8.3ドル高の2,676.2ドル。取引レンジは2,654.2ドル〜2,682.0ドル。11月の全米雇用報告にて、非農業部門の民間就業者数が市場予想を下回り、対ユーロでドル安が進行。ドル建ての金は買い優勢となった。 4日のプラチナ相場は反落。NY先物市場1月限は前営業日比6.9ドル安の953.30ドルで取引を終了した。 4日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場3月限は前営業日比0.423ドル高の31.915ドル。11月の全米雇用報告にて、非農業部門の民間就業者数が市場予想を下回り、対ユーロでドル安が進行。ドル建ての銀は買い優勢となった。

8日の金相場は続伸。NY先物市場2月限は前営業日比7ドル高の2,672.4ドル。取引レンジは2,658.4ドル〜2,687.0ドル。トランプ次期米大統領による関税強化への懸念より金は安全資産として買われた。市場予想を下回る全米雇用報告も金価格を下支えした。 8日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場4月限は前営業日比7ドル高の983.70ドルで取引を終了した。 8日の銀相場は小幅続伸。NY先物市場3月限は前営業日比0.004ドル高の30.69ドル。米雇用指標が強弱混じる内容となり略横ばいで引けた。

19日の金相場は大幅続落。NY先物市場2月限は前営業日比45.2ドル安の2,608.1ドル。取引レンジは2,596.7ドル〜2,640.9ドル。米FOMCにて来年の利下げ回数の見通しが従来予想の4回から半減の2回となったことを受けて、金利の付かない金は売り優勢だった。また、米GDP確定値の上方修正や米週間新規失業保険申請件数の改善も米利下げ鈍化が意識され一段安となった。 19日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比11.1ドル安の923.50ドルで取引を終了した。 19日の銀相場は大幅続落。NY先物市場3月限は前営業日比1.329ドル安の29.411ドル。米FOMCにて来年の利下げ回数の見通しが従来予想の4回から半減の2回となったことを受けてドル高が進行。ドル建ての銀は売り優勢だった。

6月以降、米国の利下げ観測と地政学リスクの高まりが交錯する中、金相場は上昇していく。その軌跡を検証するとともに先行きを分析する。

また、2007年のサブプライムローン問題も金価格上昇の要因となりました。このときまでに金価格は、3000円台を突破しています。

2日の金相場は大幅反落。NY先物市場2月限は前営業日比22.5ドル安の2,658.5ドル。取引レンジは2,644.5ドル〜2,678.5ドル。米次期大統領のトランプ氏がBRICSに対し米ドルから離れる動きをすると100%の関税を課すと牽制したため、外国為替市場ではドル高に推移。ドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。 2日のプラチナ相場は反落。NY先物市場1月限は前営業日比3.7ドル安の950.40ドルで取引を終了した。 2日の銀相場は大幅反落。NY先物市場3月限は前営業日比0.244ドル安の30.864ドル。トランプ氏がBRICSに対し米ドルから離れる動きをすると100%の関税を課すと牽制し、外国為替市場ではドル高に推移した。相関性の高い金相場同様、ドル建てで取引される銀は割高感から売り優勢となった。

27日の金相場は大幅続伸。NY先物市場2月限は前営業日比18.5ドル高の2,664.8ドル。取引レンジは2,652.2ドル〜2,683.4ドル。10月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で0.2%上昇し市場予想通りの内容となった。これを受けてFRBが12月も追加利下げを行うとの見方が台頭しドル安が進行。ドル建ての金は買い優勢となった。 27日のプラチナ相場は反発。NY先物市場1月限は前営業日比1.9ドル高の931.80ドルで取引を終了した。 27日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.294ドル安の30.111ドル。米利下げ見通しを背景とした金の堅調に連れ高だったが、トランプ次期米大統領による輸入関税の引き上げへの警戒感より売りが膨らんだ。

8日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比11ドル安の2,694.8ドル。取引レンジは2,687.3ドル〜2,717.8ドル。米FRBはFOMCで市場の予想通り0.25%の利下げを決定したものの、トランプ次期米大統領が公約として掲げる景気刺激策に伴いインフレが長期化する見方が浮上している。その中で政策金利の引き下げが鈍化する可能性が高くなり、金利が付かない資産である金は売り優勢となった。 8日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比20.6ドル安の978.50ドルで取引を終了した。 8日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.406ドル安の31.449ドル。トランプ次期大統領が公約として掲げる景気刺激策に伴うインフレ長期化を背景に金利の引き下げ鈍化の可能性が浮上しており、金利のつかない資産である銀は売り優勢となった。

26日の金相場は反発。NY先物市場12月限は前営業日比2.8ドル高の2,621.3ドル。取引レンジは2,605.3ドル〜2,642.7ドル。中東をめぐる地政学リスクの後退や米財務長官に指名されたベッセント氏がトランプ氏の政策を穏健なものにするとの期待感より前日は金の需要が大幅に低下したが、この日は安値拾いの買いが優勢となった。 26日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比14.6ドル安の929.90ドルで取引を終了した。 26日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.166ドル高の30.405ドル。ドル安や金の堅調を受けて買い優勢となった。

7日の金相場は大幅反発。NY先物市場2月限は前営業日比18ドル高の2,665.4ドル。取引レンジは2,643.5ドル〜2,678.5ドル。昨年12月時点での中国中央銀行の金地金保有量が前月比で増加し、11月に続いて金購入が確認されたことを好感して買い優勢だった。 7日のプラチナ相場は大幅反発。NY先物市場4月限は前営業日比33.9ドル高の976.70ドルで取引を終了した。 7日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場3月限は前営業日比0.103ドル高の30.686ドル。市場予想を上回る米経済指標の発表を受けて米金利上昇、ドル高となり上値は重かったが、堅調な金相場に連れ高となりプラス圏で引けた。

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