大雪で通行止めも 各地の道路情報

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大雪で通行止めも 各地の道路情報
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大雪で通行止めも 各地の道路情報

10日にかけて大雪のおそれがある中、福井県内の幹線道路では過去の教訓を踏まえてAI=人工知能を活用して立往生した車両をいち早く見つけ出すシステムの運用が進められています。福井河川国道事務所では、2018年に県内の国道で一時、およそ1500台の車の立往生が発生した教訓を踏まえてAIが、監視カメラに映った道路上の車の状態を自動的に解析して、立往生のリスクを知らせるシステムを導入しています。車が3分以上同じ場所に停止しているなど、動けなくなっていると疑われる車をAIが検知し、立往生の可能性があることを知らせます。現在は県内の58か所の監視カメラにAIが搭載されていますが、固定式で死角ができるため、立往生が特に発生しやすい幹線道路などでは、この冬から持ち運んで設置できるカメラも新たに導入しました。映像はリアルタイムで事務所に共有されて24時間体制で監視し、職員が立往生につながるおそれがあると判断した場合には、道路沿いで待機しているレッカー車などを出動させて、車をけん引するということです。福井河川国道事務所の大森功一 計画課長は「いち早く、動けなくなった車を発見することが大規模な滞留を防ぐことにつながるので、積極的に活用していきたい」と話していました。

現在、大雪警報が出ているのは群馬県と長野県。

気象庁は、10日にかけて日本海側を中心に平地でも大雪になるおそれがあるとし、交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。

雪の日の運転についてJAF=日本自動車連盟では「急発進・急ブレーキ・急ハンドルの”3つの急”を避けてほしい」と呼びかけています。JAF愛知支部では10日にかけて岐阜県を中心に平地でも大雪となるおそれがあることから、出動件数の増加を見越した態勢をとっています。そのうえで冬用タイヤを装着していない場合は運転を控えることや、運転する場合はいつもより速度を10キロ落とし、早めにブレーキをかけることを心がけてほしいとしています。また風が通り抜ける橋の上や、トンネルの出入り口、ビルの陰などには、路面が凍結しているのにぬれているだけのように見える「ブラックアイスバーン」と呼ばれる路面ができやすいため、注意してほしいとしています。JAFの実験によりますと、時速40キロで走行していた車が急ブレーキをかけてから止まるまでの距離は、ぬれた路面が11メートルだったのに対し「ブラックアイスバーン」の路面は69.5メートルだったということです。JAF愛知支部の水野彩さんは「雪の日の運転に慣れていない人も多いと思う。止まれなかったり、スリップしたりとふだんとは違うので、急発進・急ブレーキ・急ハンドルの“3つの急”を避けて運転してほしい」と話していました。

南岸低気圧の影響で関東甲信は5日、大雪警報が相次いで発表された。東京都心では8センチの雪が積もったほか、前橋では6年ぶりに積雪が10センチを超えるなど、市街地でも大雪となり山沿いでは一気に積雪が数十センチ増えた。大雪のピークは過ぎたものの、関東甲信はきょうの午後にかけても断続的に雨や雪が降る見込みで、交通機関への影響が長引く可能性がある。また現在も広く積雪が残っているため、路面の凍結も続く恐れがあり、冬用タイヤを装着していない車の運転は控え歩行中の転倒などに注意が必要。

大雪の影響で、青森県や北海道などで宅配便や郵便物の配達に遅れが出ています。【ヤマト運輸】青森県内の青森市や弘前市など一部の地域向けの荷物の配達に遅れが出ているということです。遅れが出ているのは、▽青森市▽黒石市▽弘前市▽南津軽郡▽中津軽郡西目屋村となっています。また、青森市内の一部の地域では、道路の除雪が滞るなど道路状況が悪化し目的地にたどり着けない可能性があるとして、この地域向けの荷物の受け付けを停止しているということです。このほか今後の天候によっては▽全国から、北海道や青森県内のほかの地域向けの荷物▽新潟県と関東地方の間を発着する荷物▽北陸地方と静岡、愛知、岐阜、三重の間を発着する荷物でも遅れが出るおそれがあるとしています。【佐川急便】▽北海道の全域▽青森県内の青森市や弘前市など一部の地域向けの荷物の配達に遅れが出ているということです。青森県内で遅れが出ているのは▽青森市▽東津軽郡の一部▽弘前市▽黒石市▽平川市▽中津軽郡▽南津軽郡となっています。【日本郵便】北海道と北陸地方で郵便物やゆうパックなどの一部の配達に遅れが出ているということです。また、北海道北部の中頓別町の小頓別郵便局は9日、窓口業務を休止しているということです。

南岸低気圧の影響で、関東甲信地方では広範囲で雪となり、東京都にも大雪警報が発表された。午後から次第に雪のエリアが広がり、東京都心でも断続的に雪が降っている。 午後4時半前に東京都の多摩西部と多摩南部に大雪警報が発表された。これから夜遅くにかけてはさらに雪が強まり、積雪が急増する恐れがある。

福島県西会津町では、大雪の影響で雪を流すための溝が詰まってあふれ、住宅が床上浸水する被害が出ています。西会津町の野沢地区では雪を水で流す「流雪溝(りゅうせつこう)」の一部が雪などで詰まり、道路に水があふれ出しました。山崎雅夫さんの自宅では、あふれた雪や水が玄関の引き戸を押し倒して流れ込み、一時はひざくらいの高さまで浸水したということです。山崎さんは「雪が多く降ることは分かっていたが、浸水するとは思いもしなかったです。寒い中の片付けが大変ですが、夜の雪にも注意したいです」と話していました。福島地方気象台によりますと、西会津町では9日午後2時までに平年より2割ほど多い48センチの積雪が観測されています。町によりますと、野沢地区では9日朝からほかにも流雪溝が詰まったことによる住宅などへの被害も確認されているということで、町が溝から雪をかき出すなどして復旧を進めています。

警視庁によると6日午前6時半時点で都内では降雪や路面の凍結などが影響した事故が少なくとも9件あった。いずれの事故も軽傷。 埼玉県では5日正午ごろに大雪注意報が出されて以降、6日午前3時までにスリップ事故など雪の影響とみられる交通事故の110番通報が760件ほど入っている。 このうち半分が物損事故で人身事故もおよそ30件。 歩いていて転倒するなどしけがをした人は、埼玉県内で12人確認されていていずれも軽傷。

【気象情報】警報級大雪の恐れ…日本海側中心に平地でも 気象庁と国交省が緊急会見…車両の大規模立ち往生回避へ「予防的に高速道路や幹線道路の通行止め行う可能性」「不要不急の外出控えて」

本州の南岸を進む前線を伴った低気圧の影響で、関東甲信では6日の朝にかけて大雪に警戒が必要。関東甲信地方の広い範囲で雪が降っている。5日午後9時現在、積雪の深さは埼玉県の秩父で25センチ、東京都心で7センチ、横浜で3センチ。東京都心で1センチ以上の積雪は2022年2月11日以来、2年ぶり。雪はこのあとも降り続き、6日の朝にかけて大雪の恐れがある。山沿いを中心に積雪が多くなり、東京23区など平地でも10センチ以上積もる所も。5日夜から6日の朝にかけては、積雪や凍結により広い範囲で路面状況が悪化する恐れがあり、鉄道や高速道路など交通への影響が予想される。また、徒歩の移動も、普段より時間がかかるますので最新の情報を確認し、時間に余裕を持って移動することが必要。

大雪による車の立ち往生が近年相次ぎ、国土交通省近畿地方整備局は、大雪前に積極的に各地の道路を通行止めにするなど対応を見直している。通行止めの時間を最小限にする従来の考えを「人命最優先」に転換したためだ。降雪が予想される中で車を利用するドライバーは、国交省や気象庁の情報に注意し、状況によって外出を取りやめる決断も求められる。

関東地方では、大雪警報の群馬県以外の1都5県に大雪注意報。5日夜からは雪の降り方は一段と強まる見込み。 八王子などの多摩南部や青梅や奥多摩といった多摩西部では、夜からは大雪注意報が警報に切り替わる可能性が高くなっている。

近畿整備局管内では、平成30年2月の大雪で、福井県内の国道8号の計9カ所で車の立ち往生が発生。約1500台が巻き込まれ、通行止めは最大約66時間に及んだ。令和3年1月の大雪でも、同県内の北陸自動車道で1600台が一時動けなくなり、国道8号にも車両が流れ込み最大約16キロの渋滞が発生した。

10日にかけて特に北陸と新潟県、それに東北の日本海側で積雪が急増するおそれがあり、気象庁は積雪や猛吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。大雪による影響と対策をまとめました。

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