[米ドル円]日米中銀のタカ派発言

昨日の日銀支店長会合では「為替安定を要望する声が多い」との指摘に加え「早い時期から大企業は賃上げを打ち出す」「昨年並み、或いはそれ以上の賃上げを実施する」とした声が多かったといったタカ派内容が示されドル円は一時１５７円５８銭まで下落。
一方、昨日のNY時間には複数のFRBメンバーが新政権の不確実性に伴い利下げに慎重な姿勢を示されたことでドル買いが強まりドル円は１５８円台に押し戻されて引けている。
ドル円は昨年の高値１６１円９４銭に限りなく近いレベルにあり、それだけドルの影響は大きいといえそうだ。
今日発表の米雇用統計では失業率に注目。もし前月を上回るようなら一気にドル売りが強まりかねない。反対に予想よりも強い結果が示されたとしても既にドル買いが進んだ後だけに上値の余地は狭いとみている。

ドル円予想レンジ：158円80銭～157円00銭（61.8％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー