【その8】FX自動売買EAが破綻して大損した話 もう少しナンピン幅が広ければ…惜しかったEA

【その8】FX自動売買EAが破綻して大損した話 もう少しナンピン幅が広ければ…惜しかったEA

私は今まで数多くのEAを破綻させてしまいました。

皆さんのEA選びの参考になるように、そして私の二の舞にならないように、破綻したEAのスペックや状況を記録していきます。

紹介するEAの開発者様を陥れる意図ではないため、EAの名前は出しません。また、EAが破綻したのは全て私の責任です。私がそのEAを選び、私が運用し、私が破綻させました。開発者様に文句を言うのは間違った行為です。

 

 

目次

破綻したEAの概要と状況

今回紹介するEAは2022年3月~2022年7月に稼働させていたEAです。無料で使用できるEAでした。

 

EAの概要

まずはEAのスペック、要は「どんなEAか」ということを説明します。

 

ナンピンマーチン:あり

通貨ペア:EUR/JPY(ユーロ/日本円)

ナンピン幅:10pipsほど

マーチン倍率:変則 ナンピン毎に0.01~0.01ロットが上がる

損切り:なし

推奨証拠金:40万円でロット0.01

稼働時間:月末は稼働なし

 

証拠金:50万円+クレジット50万円

初期ロット:0.01

 

数少ないユーロ円のEAであり、順調に稼いでくれていました。

 

破綻したときの状況

正確に言うと破綻したわけではありません。70万円ほどの含み損の時に損切りしました。

ほぼ破綻と言って良い状況ですが…。

10pipsでのナンピンなので結構すぐにポジションが積みあがってしまい、ロットが高くなってしまいます。

途中で大きな戻しがあって5,000円ほどプラスの時があったので手動利確しておけば良かったと後悔しています。大きな利益が欲しいと欲張りました。

 

 

 

EAが破綻して得た教訓

ロスカットを経験して得た教訓をお伝えします。

何事も経験で、良いことも悪いことも経験して成長ができると思っています。FXはお金が絡み、それも高額です。成長していかなければ負けっぱなしです。

初心者にも向けて書いていますので、「当たり前だろ!」と思われることでも書いていきます。

 

1.ナンピン幅10pipsは狭い

ユーロ円でもナンピン幅10pipsは狭いと稼働時も感じていました。設定が初期ロットしかなかったので仕方がないのですが…。

ナンピン幅が設定できるEAも多いので、そちらを選んだ方が良いと思います。

 

 

2.手動利確できるときはやろう

ポジションが積みあがって心配になっているとき、プラスマイナス0で決済できるならやってしまいましょう。稼げる相場は翌日以降もやってきます。

ちょっと損失が出ても全然OKとしなければ私のように破綻を繰り返すことになります。

 

以上、破綻したEAの状況紹介と教訓です。

私の二の舞にならないように頑張ってください!

[紹介元] あると思うな時間と金 【その8】FX自動売買EAが破綻して大損した話 もう少しナンピン幅が広ければ…惜しかったEA

その8 FX自動売買EAが破綻して大損した話 もう少しナンピン幅が広ければ惜しかったEA

ナンピンは世間で使っている人がそれなりにいる手法ですが、多くのプロトレーダーはナンピンをするな、といいますし、私もナンピンというルールは採用していません(ナンピンはしません)。私の場合はナンピンをしない方が得だ、と考えています。その理由を説明します。

ナンピンを使わない理由の前に、まずプロのFXトレーダーがどのような方法で勝っている(人が多い)かを説明します。まず、同じロットでサイコロを振って上下(ロング・ショート)をどちらかを運で決めて、エントリーどおりの方向に一定の数値分、順行すれば(ロングなら上昇、ショートなら下落)決済、同じ数値逆行すれば損切するとします。その場合、基本的に上下どちらも勝率が同じでトータル収支としてはプラマイゼロのトントンになることは感覚的にわかって頂けるかと思います(実際にはFX会社への手数料がありますので少しだけマイナスになります)。これならば1回のロットが大きすぎなければ破産して相場から退場することもありません。プロは、今から相場が上下どちらに動くか?を当てるゲームはしていません。この場面なら上昇/下降する可能性が高く、逆行する場合はこの程度逆行したら損切りするけど、順行する場合は逆行した場合の損切り値幅よりもっと取れる、という、自分が得意な場面を待ち、その場面でのみエントリーをします。このように、負けもそれなりにあるけど、勝つほうが多い(勝率55~60%程度)、負ける時は1(1回のエントリーで許容できる損失量、例えば資金の1%)だけど、勝つ時は1.1~2(1回のエントリーで許容できる損失量の1.1~2倍)くらい勝つ、というようなトレードを繰り返します。勝つ方が確率が高く、しかも負ける時が1なのに対して、勝つ時は1.5~2程度なので例え勝率50%の半々でも繰り返す度に増えていきます。プロは勝率を50%より高くしているのでなおさら増えていきますね。また、逆行した場合に損切りするので、度々負けますが、負ける量を1に限定していますし、勝率も50%を切っていないので何連敗かしたとしても、ロットが大きすぎない限りは破産する事がなく、相場から退場することはありません。また、1回のトレードの期待値が計算でき、期待値がプラスですので、何回でも繰り返して資金を増やしていくことが可能です。億トレーダーになることも可能ですね。このようなトレードがプロの行うトレードです(勝率や、勝った時・負けた時の数値は人によって異なりますが、ざっくりこのようなイメージです)。

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そのため、一度破綻を経験した人の中には「もうEAは使わない」と決めてしまう人もいます。

水平線がレジスタンスライン(赤矢印)として機能していたものが、レジスタンスラインの天井をブレイクし、その後回帰して水平線にタッチした瞬間にサポートライン(緑矢印)に切り替わること、それがローリバです。

これまでに作成したEAでは、「買いエントリー」と「売りエントリー」でテクニカル指標を変えずに使用してきました。つまり、どちらも同じ期間、同じ種別の移動平均線を使用しています。 しかし、投資においては、上昇方向と下降方向の値動きを同列にしない考え方もあります。そのため、今回は買いと売りでパラメータを分け、それぞれでバックテストを実行します。

このように上昇を継続する可能性が高そうで、図の緑の破線のように、前回安値までの下落幅よりも上昇幅が多そうと思った場合にロングエントリーします。その場合の損切りは、赤い破線のように推移して上昇継続が見込めなさそうな前回安値割れの位置になります。このように、当初は上昇が継続するだろうという見込みで、上昇幅も損切り幅よりも見込めるという理由でロングをエントリーした場合に、上昇継続の根拠がなくなったという位置で損切りをします。このエントリーの場合は前回安値割れまでという下落幅でリスクを限定出来るため、ロットを極端に大きくしすぎない限りは資金管理が容易です。ナンピンの場合はこのような明確な損切りがないため、リスクが限定出来ません。図の場合は上昇トレンド継続という理由でエントリーし、前回安値割れまで下落する場合は上昇継続かわからなくなるため損切りをしましたが、ナンピンの場合、上昇継続かわからなくなったとしても、まだロングのエントリーを損切りせずに所有しているという事になります。もはやそこにロングの優位性はありません。価格よ、お願いだから戻ってきてくれ、というお祈りだけです。前回安値割れから下降トレンド入りした場合でも、下降トレンドがいつまで続くかもわかりません。続いた場合、割とすぐにナンピンでは破産してしまいます。ロングの優位性があるうちはロングを握っておいて、ロングの優位性がなくなった場面ではロングをやめて損切りする。そちらの方が私にとってはわかりやすいのです。また、ナンピンのようなトレードは続けられません。期待値はリスクがわかり、リスクを負う代わりに得られる可能性のあるリターンがわかるからこそ導き出せるものなのですが、ナンピンの場合は1回のエントリーのリスクがエントリー時にはわからず、得られるリターンもロットを上げていくことで変動しリターンもわからず、つまり期待値がわからないので運を天に任せているギャンブルと同じです。ただし、私はナンピンについて深く調べた訳ではありません。もしかしたらきちんとリスクとリターンを数値に出せる手法もあるかも知れません。その場合は私が無知だったことをお詫びいたします。ただし、私にとってはナンピンを取り入れなくても勝ち続けられるトレードルールが出来ているので、今からナンピンというルールを検証するというコストを支払って、1回のトレードあたりのリスクも上げてまでナンピンを取り入れるメリットはあまりありません。

ロールリバーサル、通称ローリバとは、FXにおいて価格のブレイクが発生し、それに伴い役割が逆転する現象を指します。

EAをフル稼働させるだけでプラス収支を出すことは可能ですが、その分破綻のリスクも高くなります。

ナンピンは当初エントリーした方向と逆行した場合(例えばロングでエントリーした場合に下落する)に損切りをいれず、更にロットを増やすことで、逆行したところから少しでも元に戻れば、当初のエントリーより早い箇所で損失を打ち消す・プラスに持っていくという手法です。理論上は資金が無限にあれば、FXであれば通貨の価値がなくなる(国が破産する)ことでもなければいつかは(例え何十年何百年後でも)価格が戻るわけで、負けはなさそうに思えます。従ってこの手法では勝率はとても高くなり、勝率90%超えなどを叩き出します。ロットが大きくなるので勝った場合は金額も大きくなります。勝率90%以上を謳っているEAのほとんどはナンピンを採用しています。ただし実際には資金が無限な人はいません。ナンピンはロットを増やしていくので、当初のエントリー方向から値動きが逆行した場合、損失が加速的に増えていくことになります。そしてそう遠くないうちに含み損が耐えきれなくなり、強制ロスカットになり破産(もしくはその取引会社の口座が0円になる)します。追証のあるとこならば借金を抱えることになりますね。

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