来週のドル円相場はどうなる?1/13週のイベント予定

FXブログ
来週のドル円相場はどうなる?1/13週のイベント予定

来週のドル円関連重要イベント

1月13日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。

1/13(月):
【アメリカ】12月月次財政収支

1/14(火):
【日本】11月国際収支・貿易収支
【アメリカ】12月卸売物価指数(PPI)

1/15(水):
【アメリカ】12月消費者物価指数(CPI)
【アメリカ】1月ニューヨーク連銀製造業景気指数

1/16(木):
【アメリカ】12月小売売上高
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】1月NAHB住宅市場指数

1/17(金):
【アメリカ】12月住宅着工件数
【アメリカ】12月建設許可件数
【アメリカ】12月鉱工業生産
【アメリカ】11月対米証券投資

特に注目度が高いのは15日(水)の米12月消費者物価指数(CPI)、16日(木)の米12月小売売上高です。

15日(水)には米12月消費者物価指数(CPI)が発表されます。CPIは消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を測定したものです。インフレの実態を見極めるのに利用され、季節的な要因で価格が変動しやすい生鮮食品を除いた「コア指数」が特に注目されます。米FRBが金融政策を決定する上でも重視するとされるため、ドル円相場を見通す上で重要度の高い指標です。

16日(木)には米12月小売売上高が発表されます。米小売売上高は、アメリカの小売業者の売上高を集計した指標です。アメリカでは消費活動がGDPに占める割合が他国に比べて高いことから、アメリカ経済の動向を見極める上で重要とされます。

今週、ドル円はトランプ次期政権の政策をめぐる報道や加藤財務大臣の円安けん制発言などを背景に上下に振れました。今月20日に発足するトランプ次期政権の政策によって米国内のインフレが再加速するリスクが警戒される中、来週の米指標が強い結果となれば米利下げ観測が後退してドル買いが強まる展開も予想され、結果に注目が集まります。

 

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 来週のドル円相場はどうなる?1/13週のイベント予定

来週のドル円相場はどうなる1 13週のイベント予定

来週のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加緩和姿勢の後退を受け、ドル高円安の流れは継続しそうだ。1月8日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月17-18日開催)の議事要旨で、インフレ鈍化の一服について認識を共有。また、トランプ政権の政策運営によるインフレ再燃を懸念していることが明らかになった。米国のインフレ指標に対する関心が再び高まりそうだ。14日発表の12月生産者物価指数(PPI)、15日発表の12月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回った場合、1月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利下げ見送りの可能性が一段と高まり、ドル買い・円売りが強まりそうだ。

急ピッチな円安進行ではないことから、政府・日銀による為替介入実施の思惑は高まっておらず、来週の米経済指標が市場予想よりも強かった場合、ドル・円は24年7月以来となる1ドル160円台乗せも視野に入ろう。円安推移は自動車株など輸出関連銘柄への下支えとなりそうだが、トランプリスクに伴う貿易摩擦懸念が高まっているなか、素直に輸出関連銘柄が買われる楽観的な相場展開とはなりにくいだろう。

来週の円相場は1ドル=140-145円程度のレンジで神経質な展開が予想されている。27日に行われる自民党総裁選は有力候補の財政・金融政策に対する考え方に開きがあり、誰が次期首相になるのかで相場が大きく振れるリスクがある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました