[米ドル円]ドル高と円高

先週末に発表された米雇用統計が予想を上回る強い結果となりドル円は昨年７月以来の高値１５８円８７銭まで上昇。FRBの年内利下げ回数が１回に留まるとの見方からドル全面高となった。しかし、一方でNY株式市場は金利上昇により大幅に下落するなどリスクオフの円買いが進みドル円は１５７円２３銭まで押し戻された。
日銀は次回の会合でコアコアCPI見通しを上方修正するとの見方が広がっている。今年も賃上げを実施する企業が多いことが背景にあり日銀の追加利上げは近いとみられる。
今週発表の米１２月CPIは前月から上昇が予想されているが、既に市場はインフレ再燃への懸念から長期金利は上昇するなどかなり織り込んでいる。
介入警戒感などもあり、ドル円の上値は雇用統計発表後の１５８円８７銭が当面の天井として意識される。

本日のドル円予想レンジ：158円20銭～157円20銭
今週のドル円予想レンジ：159円00銭～156円00銭（50％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー