私の備忘録として、FXの基本的な項目を書いていきます。
チャートとロウソク足
ロウソク足
ロウソク足は相場の値動きを表したものです。
こんな形のやつです。皆さん見たことがあるのではないでしょうか。
こちらは米ドル/円(USD/JPY)日足のチャートとなります。
では、ロウソク足の説明です。
見た目はシンプルで、実体と呼ばれる本体と髭(ヒゲ)と呼ばれる線で構成されます。
価格が始値よりも高くなった場合は赤色のロウソク足(陽線)、価格が始値よりも安くなった場合は青色のロウソク足(陰線)ができます。
※ロウソク足の色は設定で好きな色に変更することができます。
始値(はじめね):ロウソク足が始まった価格
終値(おわりね):ロウソク足が終わった価格
高値(たかね) :期間中の最も高い価格
安値(やすね) :期間中の最も安い価格
1本のロウソク足が「1日」の値動きを表しているとした場合
始値:150円、終値:160円、高値:162円、安値:148円であれば
150円で始まり、一度は下がって148円になったものの、その後急上昇して162円まで達するが、最終的に1日が終わったときの価格は160円だった
といったようなことになります。
1日のうちにどんな値動きがあったかの詳細は分かりません。
1日の値動きの詳細は1本が1時間チャートや15分のチャートもありますので、そちらで知ることができます。
始値から終値の部分をロウソク足の「実体」、そこに収まらなかった部分を「ヒゲ」と呼び、上にあるヒゲを「上ヒゲ(うわひげ)」、下にあるヒゲを「下ヒゲ(したひげ)」と呼びます。
初めてチャートを見た時は意味が分かりませんでしたが、FXをやっているうちに分かってきました。
今はよく分からなくても、分かるようになりますので安心してください。
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ろうそく足の時間足
ロウソク足1本が完成する時間を自由に変更して表示させることができます。
先ほどは1本が1日である「日足」でロウソク足の意味を説明しました。
月足(つきあし):1本が1か月の値動きを表します
週足(しゅうあし):1本が1週間の値動きを表します
日足(ひあし):1本が1日の値動きを表します
4時間足:1本が4時間の値動きを表します
何時~何時の4時間なのかはFX業者によって異なります
6本で1日分の値動きです
1時間足:1本が1時間の値動きを表します
24本で1日分の値動きです
15分足 :1本が15分の値動きを表します
5分足:1本が5分の値動きを表します
1分足:1本が1分の値動きを表します
世間でよく使われているであろう時間足を挙げましたが、他にも30分足、2時間足、年足を表示できるFX業者もあります。
チャート画面
では、USD/JPY 5分足のチャート画面を見てみましょう。
1本が5分間の値動きを表しています。
12:00~12:05で1本のロウソク足が作られ、12:05になった瞬間に1つ右に新たなロウソク足が作られていきます。
12:00~12:05で作られたロウソク足の終値が、12:05~12:10に作られるロウソク足の始値となります。
時間足の関係
上位足と下位足
1本のロウソク足を完成させる時間が長い時間足を「上位足」、逆に完成の時間が短い時間足を「下位足」と呼びます。
スイングトレードをする私の場合は月足や週足が上位足、日足や4時間足を下位足となります。
スキャルピングをする人は15分足あたりが上位足、5分足や1分足が下位足となります。
上位足で大まかな値動きの上がれを認識し、下位足でエントリーポイント(どの時点で買うか、または売るか)を探します。
ロウソク足の主なパターン
ロウソク足には様々なパターンがありますが、その中でも特に注目したいパターンをお伝えします。
発生したら熱いポイントとなります。
エンゴルフィン(つつみ足)
小さい陰線の後に大きな陽線が出ています。
さらに大きな上昇が見込めます。
インサイドバー(はらみ足)
大きな陰線の後に、それより小さい陽線が出ています。
売りの勢力が落ち着き、これから上昇に向かうことを示唆しています。
ピンバー
大きなヒゲがあり、小さく実体のあるロウソク足の形です。
下ヒゲが長く、次のロウソク足が大きめの陽線であれば売りよりも買いの勢力が強まったことを示すので、この後に上昇することが期待できます。
ドージ
始値と終値がほぼ同じ価格だった場合のロウソク足です。
相場がどちらに動くか迷っていたり、価格が変わるタイミングで発生しやすいです。
FXの基本的なこと2 チャートとロウソク足
ローソク足チャートの見方で注意しなければならないのは、1種類のローソク足だけを見て、トレードの判断をしないようにするということ。「木を見て森を見ず」とは、物事の細部に気を取られて、全体を見失うことを意味する言葉だが、ローソク足チャートを見るときにも、木を見て森を見ないのはNGだ。
例えば、ローソク足のパターンが現れたとしても、サイン通りの値動きをするとは限りません。ローソク足が示すサインとは逆の動きが起こるケースもあります。チャート上で陽線包み足が確認できたとしても、確実に上昇トレンドに転じるわけではなく、下降トレンドが継続する可能性もあるということです。
ローソク足の形状で重要な要素は3つあります。ひとつはローソク足の色です。通常、終値が始値より高い場合はチャートが緑色になります。反対に終値が始値より低い場合はチャートが赤色になります。色で相場のトレンドがある程度判断できるというわけです。時間軸は一番左側が一番古い価格データとなり、右側に行くほど直近のデータとなります。
チャートの縦軸は価格を表し、横軸は時間を表します。短期的な動きだけではなく、長期的な動きの確認も重要です。例えば米ドル円のチャートを使った場合、チャートが上に位置するほど円安となり、チャートが下に位置するほど円高となります。円安とは、円が売られて米ドルなどの外貨が買われていること。そして円高は、円が買われて米ドルなどの外貨が売られていることです。
チャートの種類は多様ですが、主に以下の3つに集約されます。
ラインチャートは終値をつなげてできた折れ線グラフで、長期の流れを一瞬で理解するのに適しており、複数の銘柄を比較する際などに使用します。
株価が直近の高値と安値を切り下げながら下落している状態です。チャートではローソク足が右肩下がりに動いています。下落トレンドは売り方が優勢であることを示しており、株価が大きく下がりやすいです。そのため、保有している銘柄で下落トレンドが発生したら注意しておきましょう。
FXを取引する際にチャートがなくてはならない理由について詳しく見ていきましょう。
テクニカル指標とは、テクニカル分析を行う際にチャートの中に組合せて使用する指標のことを指します。チャート分析だけでは見えてこない相場の買われすぎや売られすぎといった過熱感、売買のタイミングなどを簡単に確認することができます。テクニカル指標は有名なものから自分で計算・開発したものまで星の数ほどあり、自分に合ったテクニカル指標を見つけることも重要です。テクニカル指標にはトレンドの方向をわかりやすく示すトレンド系と、買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系があります。これらは単体で使う場合もあれば組合せて使うこともあります。
FXや株式投資で継続的に利益を上げるためには、チャート分析などを用いて根拠のある取引が大切です。ローソク足は、チャート分析で用いられる指標の一つで、初心者の人でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、見方や取引での活用方法がわからない人もいるでしょう。
チャート分析においてローソク足は始値・高値・安値・終値の4つ値動きをまとめて表すものであり、為替レートの動きが一目で判断できるものです。相場においては、単位期間ごとに始値(単位期間の最初の価格)、高値(単位期間の価格で最も高い価格)、安値(単位期間の価格で最も安い価格)、終値(単位期間の最後の価格)がつきます。一定期間に区切ってローソク足は表示され、相場全体の流れを把握することが出来ます。ローソク足が示す単位期間によって、分足(分単位のローソク足)、日足(1日単位のローソク足)、週足(1週間単位のローソク足)、月足(1カ月月単位のローソク足)などと呼ばれ1分といった短い足や月単位の長い足まで様々な単位があります。短期での取引か長期での取引かによって注目すべきローソク足の時間軸は異なるものの、いくつかの時間軸を見比べることによって相場状況を判断することが出来ます。
FXをはじめとする相場においてチャート分析では「ローソク足」がよく用いられます。ローソク足をうまく活用することで、相場の動きや値動きなどさまざまなことが分かります。勘に頼らずトレードを行っていくために、ローソク足の仕組みを押さえておくことは大切です。今回は、ローソク足の意味や見方について解説していきます。
FX取引は、資産運用の方法として選択肢に挙がるものの一つです。しかし、株の取引と比較すると、FXはわかりにくいところや難しく感じられる部分が多いというのも事実でしょう。
ではFXで出来高の把握は全くできないかというと、そういう訳でもありません。売買比率等を用いてポジションの傾きや取引参加者の傾きを大まかに確認することが可能でしょう。ただあくまでも当該証券会社・業者内の売買比率である点には留意したいです。
チャートを正しく読めるようになったら、将来の値動きを予想するテクニカル分析を行いましょう。精度の高いテクニカル分析を行えば、FXの勝率を上げることが期待できます。
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