ドル円解説、156.60円割れたら下値リスク高まる?159円乗せなら上値追える FX/為替見通し 1月14日(火)川合美智子 #外為ドキッ

ドル円解説、156.60円割れたら下値リスク高まる?159円乗せなら上値追える FX/為替見通し 1月14日(火)川合美智子 #外為ドキッ
 

156.60円割れたら下値リスク高まる?159円乗せなら上値追える【外為マーケットビュー】

配信期間:公開日から2週間
※原則隔週の配信となります。次回配信は1月28日 (予定)

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

動画の要約

市場環境:
昨日の市場は、日銀副総裁の講演を控えてポジション調整の動きがあり、一時ドル円は157円を割り込みました。しかし、NY連銀のインフレ期待指数の上昇と長期金利の上昇を受けて、ドル買い戻しの動きが強まり、157円台後半まで回復しました。
今週の注目ポイント:
米国の卸売物価指数とCPIの発表が控えています。利下げ継続期待が後退している中、インフレ率の動向が注目されます。予想値は前月と大きな変化はありませんが、インフレ率の上昇傾向が続いており、ドルは底堅い展開が予想されます。

各通貨ペアの分析:

ドル円
現在157円台で推移しており、156.50円が重要なサポートライン
157円割れで下落リスクが高まり、156.50円を下抜けた場合は154-155円台まで調整の可能性
上値では158.80-90円が重要な抵抗線、突破で160円を視野に

ユーロ円
161円40-50銭付近で推移
163円が強い上値抵抗として機能
基本的に戻り売りの展開を想定
159.70円割れで158円まで下落リスクあり

豪ドル円
中期トレンドは堅調も、短期的には下落リスク
96.50円がサポートラインとして機能
96円割れで95円まで下落の可能性
上値は98.20-30円に強い抵抗

トレード戦略:
全般的に円高リスクに要注意
ドル円は157円、ユーロ円は161円、豪ドル円は96円が当面の重要な節目
豪ドル円の買いポジションは利食いを早めに検討
ユーロ円は戻り売りを基本戦略に

目次

00:00 相場の振り返り
01:51 ドル円分析
05:43 ユーロ円分析
09:30 豪ドル円分析

株式・金相場の注目ポイント徹底解説!今後の展望は? 1月14日(火)川合美智子 CFD #外為ドキッ

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川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。

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ドル円解説 15660円割れたら下値リスク高まる159円乗せなら上値追える FX

今週7日にISM非製造業景気指数(昨年12月分)が発表される。ブルームバーグがまとめた市場予想は53.5と、昨年11月の52.1を上回る見込みである。先行指標である新規受注と雇用にも注目したい。これら指数の上昇により総合指数が市場予想を上回れば、米金利の上昇要因となろう。米金利の上昇は米ドル高の要因となろう。

仮にアメリカ現地でハンバーガー1個が1ドルの場合、為替レートが1ドル100円の時期に購入すれば実質100円です。為替レートが1ドル80円であれば、円換算での値段は80円となります。

2023年に続き2024年の外為市場でも円安が進行した。対G10通貨の騰落率を確認すると、米ドルで10%下落した(円安となった)。引き続き円安優勢の状況が続くのか?今週その鍵を握るのが米経済指標となろう。特に下で取り上げる重要指標が総じて市場の予想を上回る場合、ドル円(USD/JPY)は強気相場を維持することが予想される。

6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに大幅反発。終値は154.63円と前営業日NY終値(151.62円)と比べて3円01銭程度のドル高水準だった。5日投開票された米大統領選で共和党のトランプ前大統領の当選が確実になると、「トランプ・トレード」の動きが活発化。米国株相場は急上昇し、米国債は急落(金利は急騰)、ドルは主要通貨に対して大きく買われた。3時過ぎには一時154.70円と7月30日以来の高値を更新した。節目の155.00円や7月30日の高値155.22円、7月18日の安値155.38円がレジスタンスとして意識されると伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。

一目・転換線や基準線は1.08ドル台で水準を切り下げ、下向きトレンドの強さを示している。上サイドへの調整があった場合でも転換線1.0810ドルや基準線1.0866ドルが抵抗水準として働くと想定。

まずは、現在レジスタンスラインとして意識されているフィボナッチ・エクステンション76.4%の水準157.78である。このテクニカルラインの突破は、158.00をトライするサインとなろう。

今週のレジスタンスライン 今週の米経済指標が米ドル高の要因となれば、ドル円(USD/JPY)は3つのレジスタンスラインの攻防に注目したい。

ドル円が158円台へ上昇する場合は3つ目のレジスタンスラインであるフィボナッチ・エクステンション100%の水準158.20レベルの攻防となろう。このテクニカルラインをも完全に突破すれば、159円を視野に上昇幅の拡大を予想する。また、158円前後がサポートラインへ転換する場合も、159円をトライするサインと捉えたい。

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

一方、市場予想を下回る内容が続けば米金利の低下による米ドル安だけでなく、景気不安を意識した米株安による円高も予想される。このケースでは、予想レンジの下限155.00のトライと下方ブレイクを警戒したい。

このように日本からアメリカに旅行して買い物をするとき、ドル円の為替レートは円高の方が有利であることがわかります。

上値めどと見られた10月28日高値153.88円をしっかりと上回り、上方向へのバイアスが高まっている。目先は153円後半を下値めど、割り込んだ場合でも153円まで水準を切り上げた転換線が支持水準として意識されるだろう。

ここもとの円安の原因として考えられるのが、日本と欧米の金利差の拡大です。アメリカでは、記録的なインフレに対応するため、金利引き上げによる金融引き締めを加速させる一方、日本では景気回復のため、引き続き大規模な金融緩和を継続するとの方針から、日本円でお金を預けても利益が少ない、ということで、米ドルにお金が流れることになり、円を売ってドルを買う動きが強まるので、円安ドル高が加速します。

今週のドル円(USD/JPY)は米経済指標で上下に振れる展開が予想される。注目の指標は7日のISM非製造業景気指数(昨年12月分)と10日の雇用統計(同)となろう。ベースシナリオの予想レンジは155.00-158.20。米経済指標の内容次第では、レンジのブレイクを想定しておきたい。

この場合、1ドル80円なので、ハンバーガーを購入するために160円を払うことになります。為替レートは80円のままであるにもかかわらず、アメリカ現地で物価上昇が発生したため1ドル160円に円安になったときと同水準の負担増になってしまうのです。

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