陽線引け。157円前半で支えられて、157円半ばの日足一目・転換線を挟み暫く上下した。下値固めをすると158.20円まで上値を伸ばした。4手ぶりの陽線引け。
転換線は本日も157.56円で横ばい。伸び悩むようだと近いところでは同線が意識されるだろう。ただ週前半に下値の固さを確認しており、上向きバイアスは継続。10日につけた昨年7月以来の高値158.87円が目先の目標値となる。
レジスタンス2 159.45(2024/7/12高値)
レジスタンス1 158.87(1/10高値)
前日終値 157.96
サポート1 157.12(1/14安値)
サポート2 156.24(1/6安値)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
しかし トレンドラインはテクニカル分析という武器の一つ
テクニカルに見た場合、ドル/円相場は再び上方向へのリスクを感じさせ始めており、明確な上値メドがしばらくないという意味では青天井状態。一朝一夕に到達するとは思っていないが、それでも140円というレベルも徐々に現実のものとして意識され始めている。根っこのポジションは、もちろんドルロングだが、ここ最近は小刻みな調整でコストの悪いドルロングもそれなりに整理されている。そのためむしろ、仮に調整が入ってもドルが大きく下落する展開は予想しにくいとの指摘も聞かれていた。
そこで今がどういう状況なのかを判断するテクニカル分析の一つとして、トレンドラインが登場します。
ここまでの説明でトレンドラインの全体像がつかめたと思います。しかし、トレンドラインはテクニカル分析という武器の一つ。
当記事で使用しているチャートは、FX口座開設で無料で使用できるチャートソフト:MT4(メタトレーダー4)になります。初心者でも簡単に高度なテクニカル分析ができるのでおススメです。
テクニカルポイント ドルカナダ、大陽線示現も上ヒゲは長い、上昇トレンド維持できるか1.4154 エンベロープ1%上限(10日間)1.4104 現値1.4094 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.4053 一目均衡表・転換線1.4014 10日移動平均1.3996 一目均衡表・基準線1.3959 21日移動平均1.3873 エンベロープ1%下限(10日間)1.3825 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)1.3726 100日移動平均1.3704 一目均衡表・雲(上限)1.3682 200日移動平均1.3635 一目均衡表・雲(下限) ドルカナダは10月以降、上昇トレンドが継続している。先週は1.4100の心理的水準で上値を抑えられ、1.39台前半まで反落した。しかし、本日はトランプ関連の材料で1.3982から1.4178に至る大陽線を示現している。ただ、1.41ちょうど付近へと下げており、長い上ヒゲを示現している。RSI(14日)は67.1と強い買いバイアスを示している。目先のポイントは1.41台を維持できるのかどうか、となろう。
テクニカルに正解は無いので、ご自身で納得のできる優位性のある場所を狙っていきましょう。
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