日本を非難 クリフスCEOの意図は

日本を非難 クリフスCEOの意図は
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日本を非難 クリフスCEOの意図は

話をクリーブランド・クリフスに戻すと、同社は同業のアメリカ1位企業ニューコアと協力してUSスチールの買収を検討という報道がBloombergより14日伝えられた。事情に詳しい関係者によると、クリーブランド・クリフスがUSスチールの大半を取得し、ニューコアが同社の効率的な小規模製鉄所、電気炉式の製鉄技術(ミニミル)部分を取得する案が進められているという。この計画は非公開の情報であり、最終決定は下されていないものの、両社は依然として取引の可能性を模索しているとのこと。

日鉄によるUSスチール買収を巡り、バイデン米大統領が3日に国家安全保障を脅かす恐れがあるとして禁じたことについて、ゴンカルベス氏は「ようやく、やるべきことをやった」と評価した一方、6、7日の日程で来日したブリンケン国務長官に関しては「最初に行ったのは日本人とすしを食べることだった」と述べ、不十分だとした。

さらに、日本に対する批判を強め、「中国は悪い、中国は邪悪だ、中国は恐ろしい。しかし日本はもっと悪い」と発言。日本が中国に米市場におけるダンピングや過剰生産の方法を教え、価格を引き下げたと主張した。

ゴンカルベス氏は「米国第一主義」について「恥じていない。米国人の幸福が必要だ。それさえあれば世界は平和になる」と持論を展開した。一方で、「私は日本人を心から尊敬している。日本人は善良で素晴らしい人だ。ただ日本政府は違う」とも語った。

橋本会長はこの1年間の買収計画の実現に向けた取り組みを振り返り、「反省点はない。すべてあらゆる手を尽くした。CFIUSの審査が法律に基づいて正しくされていれば結論は違ったはずだ。最初から結論ありきの政治的介入ということで、これは一民間企業で何か手を打てばということにはならない。日本政府には多大は協力をいただいて感謝しているが、そういう意味で何かを怠ったとか、問題点を見失ったとか、そういうことはない」と述べました。

クリーブランド・クリフスによる23年のUSスチール買収案はUSWの支持を得ていた。

クリーブランド・クリフスは現金でUSスチールを買収し、USスチールの子会社「ビッグリバー・スチール」をニューコアに売却する計画だという。USスチールの本社はピッツバーグにとどまる見通し。

しかし、日中の立場は時代とともに変化し、蜜月関係から競争へと移行していく。特に2021年、日本製鉄が宝武鋼鉄を特許侵害で提訴したことで両社の関係は悪化した。

ゴンカルベス氏は会見で「中国は悪い。中国は邪悪だ。中国は恐ろしい」と述べつつ、「しかし日本はもっと悪い。日本は中国に対してダンピング(不当廉売)や過剰生産の手法を教えた」と言及した。

橋本会長は「当社の技術・商品を投入することによって現在、アメリカでは十分に作れていない鋼材も作ることになる。ひいてはアメリカの国家安全保障の強化に資すると考えているので、アメリカの事業遂行を決してあきらめることはない。あきらめる理由もないというのが私の考え方で、日本製鉄とUSスチールで一致した考え方だ。決してあきらめることはない」と述べました。

米鉄鋼大手クリーブランド・クリフスのゴンカルベス最高経営責任者(CEO)はUSスチールの買収に重ねて意欲を示した13日の記者会見で、先の大戦を引き合いに日本への批判を展開した。日本に対し「世界が平和になるにはわれわれの血を吸うのをやめないといけない。1945年以来、われわれの実力を学んでいない。日本は自分が何者であるか理解していないことを自覚すべきだ」と述べた。

クリーブランド・クリフスは、日鉄が2023年12月に買収計画を表明する前にUSスチールの買収に手を挙げた経緯がある。

日本製鉄によるUSスチールの買収をめぐって新たな展開です。「日本は悪だ」「この身の程知らずが」アメリカの鉄鋼大手トップから飛び出た“暴言”、一体なぜ?

日本製鉄によるUSスチール買収について、アメリカ鉄鋼大手のクリーブランド・クリフスのCEOが批判したことに対し日本製鉄は、「偏った固定観念」などと反論しました。

[13日 ロイター] - 米鉄鋼大手クリーブランド・クリフスが同業ニューコアと連携し、USスチールの買収を目指す準備を進めていることが、関係筋の話で13日分かった。

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