NY株大幅続伸 インフレ懸念後退

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NY株大幅続伸 インフレ懸念後退
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 NY株大幅続伸 インフレ懸念後退

NY株大幅続伸 インフレ懸念後退

米国債は大幅高。利回りは5年債から10年債で一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を超える下げとなった。10年債利回りは一時16bp低下して4.63%と、米雇用統計発表の前日となる9日以来の水準。14日には4.81%近くまで上げる場面もあった。

15日のニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで上げ幅を拡大。米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示唆する内容となったことに反応し、一時155円95銭まで買われた。上昇率は1.3%に達し、日中としては昨年12月19日以来の高値水準を付けた。日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが強まっている。

米国株は大幅高。指標でインフレ鈍化が示されたことで市場に安心感が広がった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年も利下げを継続するとの見方が強まっている。

幅広い銘柄のSP500種株価指数は続伸し、14・21ポイント高の4280・70と過去最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、9・32ポイント安の1万4360・39。

JPモルガン・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・ケリー氏はブルームバーグテレビジョンで、「米経済自体は順調に前進している。着実な成長を見せているほか、失業率は極めて安定しており、インフレは徐々に鈍化している」と述べた。

25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比237・02ドル高の3万4433・84ドルで取引を終えた。米景気回復に伴うインフレ加速への懸念が後退し、買いが優勢となった。

注目された5月の米物価は、変動が激しい食品とエネルギーを除いた指数の前月と比べた上昇率が市場予想を下回った。前日にバイデン米大統領と超党派の上院議員がインフラ投資法案で合意したことも相場を支えた。

【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式相場は、米経済指標を受けてインフレ再燃に対する過度な警戒感が和らぐ中、3日続伸した。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏は、「今回のCPIは、FOMCの次の動きはなお利下げだとする市場参加者や金融当局者の見方を裏付けている」と指摘。「インフレ率が重要な変数であることを踏まえると、10年債は4.5-4.8%の利回り水準でしばらく値固めに入る可能性がある」と述べた。

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