前日の海外市況
海外市場概況
- ドル・円:米長期金利の低下などを意識して156円35銭から155円10銭まで円高・ドル安で推移。
- ユーロ・ドル:欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測で1.0261ドルまでドル高・ユーロ安で推移後、一時1.0315ドルまで反発。
- ユーロ・円:160円89銭から159円77銭まで円高・ユーロ安で推移。
- NY原油市場:弱含み、ロシアに対する制裁緩和の思惑。
- NY株式市場:反落、ユナイテッドヘルスの下落が重し。
本日の予定
- <国内>
- 特になし
- <海外>
- 11:00 中・10-12月期国内総生産(前年比予想:+5.0%)
- 11:00 中・12月小売売上高(前年比予想:+3.5%)
- 11:00 中・12月鉱工業生産(前年比予想:+5.4%)
- 16:00 英・12月小売売上高(予想:前月比+0.3%)
- 22:30 米・12月住宅着工件数(予想:132.7万件)
- 22:30 米・12月住宅建設許可件数(予想:146.0万件)
- 06:00 米・11月証券投資(ネット長期TICフロー)(10月:+1523億ドル)
経済指標
- 米・12月小売売上高:前月比+0.4%(予想+0.6%)
- 米・先週分新規失業保険申請件数:21.7万件(予想:21万件)
- 米・11月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%)
要人発言
- ウォラーFRB理事「インフレが一段と鈍化した場合、年3、4回の利下げも、1回にとどまる可能性もある」
- 欧州中央銀行(ECB)議事録「当局者は基本シナリオ維持なら追加利下げが適切」
- ベッセント米財務長官候補「トランプ減税延長なければ中間層への大幅増税に」
■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所大阪取引所日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
■”JASDAQ INDEX” の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。
■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが作成表示したものですが、その内容および情報の正確性、完全性、適時性について、フィスコは保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
■本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告無く変更する場合があります。
■本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はフィスコに帰属し、事前にフィスコへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布譲渡することは堅く禁じられています。
■フィスコが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
■本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
■本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
■フィスコおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ
前日の海外市況ほか米長期金利の低下などを意識して156円35銭から155円10銭まで円高 ドル安で推移
ドル円相場は157円ちょうどで始まり昼前には30銭までじり高。日銀会合の結果公表直前にはポジション調整で156円90銭に下落。結果公表を受け、ハト派的な内容から円売りが強まった。午後の総裁会見前には158円20銭台までドル高円安。
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円47銭前後と前日に比べて1円50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米12月コア消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化し、インフレ再加速への過度な警戒感が薄れるとともに一時155円95銭と約1カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。
ユーロ円相場は168円40銭割れ。連れてドル円相場も156円80銭。米国市場に入ると円安に反転。ドル円相場は157円40銭に反発して引けは157円10銭。
ユーロドル相場は1.08ちょうど近辺に下落して引けは1.0810。ユーロ円相場はCPIを受けたドル安円高に連れて168円80銭に下落したが、その後反発して引けは169円30銭。
ドル円相場は157円ちょうどで始まり堅調、じり高。夕刻には157円40銭。ユーロ円相場も169円ちょうどで始まり30銭~40銭でのもみ合いへ。ただ欧州市場に入ると円が買い戻された。欧州政治不安から欧州株の下落が続いた。
これを受けて米長期金利は上昇してドルは反発。10年債利回りは4.318%。2年債は4.756%。ドル円相場は156円90銭に上昇して引けは156円60銭近辺。
ユーロ円相場は169円ちょうどに反発して引けは168円80銭。ユーロドル相場は東京市場では1.0760~70で推移し欧州市場ではやや押して1.0720~30。米国市場の引けは1.0740。
米国株はFOMC、CPI発表など重要イベントを前に動意薄。アップル社が年次開発者会議を開催しオープンAI社との連携を表明したが評価が分かれ2%安。NYダウは前週末比+69ドル高の38,868ドル。ナスダックは+59ドル高の17,192ドル。
ユーロドル相場は1.08ちょうどに上昇したが反落し1.0740で引け。ユーロ円相場は169円80銭に上昇したあと168円30銭に反落し引けは168円60銭。
米国株はまちまち。消費悪化懸念に加え政局不安を受けた欧州株の下落も重石。NYダウは前日比▲57ドル安の38,589ドル。ナスダックは+21ドル高の17,688ドル。
【NQNニューヨーク=矢内純一】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比1円50銭円高・ドル安の1ドル=156円40〜50銭で取引を終えた。同日朝発表の2024年12月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米債券市場で長期金利が大幅に低下した。日米金利差の縮小観測を背景に円買い・ドル売りが優勢となった。一時155円93銭近辺と約1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。
ユーロドル相場は1.0780で始まり夕刻は1.0750近辺でもみ合い。欧州市場では1.0730~60で上下し引けは1.0760近辺。
ドル円相場は156円80銭で始まり前週末の流れのまま157円20銭に上昇。その後は157円ちょうど~20銭で推移。欧州市場に入るとユーロ安円高に押されて156円80銭に下落。その後はじり高で米国市場引けは157円ちょうど近辺。
米国株はまちまち。雇用情勢の悪化で消費や企業業績に懸念が広がり景気敏感株や消費関連株が売られた。NYダウは長期金利低下を支えに+300ドル上昇したが反落し前日比▲65ドル安の38,647ドル。ナスダックは+59ドル高の17,667ドル。
ドル円相場は156円60銭に下落。ただその後は157円30銭に反発して引けは157円ちょうど近辺。
コメント