UFJ元行員 FXで海外の業者利用
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UFJ元行員 FXで海外の業者利用
三菱UFJ銀行の支店貸金庫からの金品の窃盗事件で、逮捕された元行員の今村由香理容疑者(46)が「外国為替証拠金取引(FX)でより高い利益を出すため、海外の取引業者を利用していた」と供述していることが、捜査関係者への取材で判明した。リスクを伴う投機的な取引に資金をつぎ込み、損失が約10億円に膨らんでいたとみられる。
その後、20年4月ごろに三菱UFJ銀行の江古田支店で貸金庫業務の管理を任されるようになった。江古田支店と合併された練馬と、次に異動した玉川の2支店での約4年半で、顧客60人以上の貸金庫から、現金は約10億円、金塊は時価総額で約7億円以上を盗み出していたとされる。
警視庁捜査2課は14日、顧客の貸金庫から時価約2.6億円相当の金塊を盗んだとして、三菱UFJ銀行元行員の今村由香理容疑者(46)=懲戒解雇=を窃盗容疑で逮捕した。同容疑者は4年半の間、貸金庫から窃盗を繰り返した疑いがある。顧客の来店頻度を把握した上で、盗んだ金品の状況を詳細にメモするなど巧妙な隠蔽工作をしていた。
三菱UFJ銀行の東京都内の支店の貸金庫から金品が繰り返し盗まれた事件で、窃盗容疑で逮捕された元行員の今村由香理容疑者(46)が、主に営業時間外に顧客の金品を盗んでいたことが捜査関係者への取材で判明した。今村容疑者は投資などで多額の損失を抱えており、貸金庫の管理を担当する立場を悪用し、損失を補っていたとみられる。
今村容疑者は当時、外国為替証拠金取引(FX)への投資や競馬などで約10億円の損失を出していたとされ、盗んだ金品で穴埋めしていたとみられる。
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