ドル・円は下げ渋りか、日銀利上げ期待も米新政権の政策を見極め

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ドル・円は下げ渋りか、日銀利上げ期待も米新政権の政策を見極め

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、日銀利上げ期待も米新政権の政策を見極め」
 21日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日銀の追加利上げ観測による円買いが続き、ドルを下押しする見通し。ただ、米トランプ政権の関税強化の方向でドルは下げづらい面もあろう。
 20日の米大統領就任式に合わせトランプ大統領は関係国への関税強化を後退させるとの思惑から、この日は米長期金利の低下によりドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.03ドル付近から1.0430ドル付近に浮上し、ドル・円は156円半ばから1円程度安い155円半ばに下落。トランプ氏は関税に関する方針に言及したものの、想定内だったため、本日アジア市場ではドルが買い戻される場面もあり一時156円前半に上値を伸ばしている。この後の海外市場は引き続きトランプ政策を見極める展開。日銀は今週23-24日開催の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切る公算で、円買いが主要通貨を押し下げる見通し。ただ、政権発足直後の関税発動は見送られたものの、カナダとメキシコからの移民や麻薬の流入に対し両国からの輸入品に2月から関税強化の方針でドルは下げづらい。また、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策維持とみられ、ドル買い地合いは続くだろう。

通貨別分析

 

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東京外国為替市場の円相場は午後に入って1ドル=155円台に下落

東京外国為替市場の円相場は午後に入って1ドル=155円台に下落。日銀会合の結果を見極める姿勢から相場はもみ合っていたが、日経平均株価が下げ幅を大きく縮小してきたことで、リスク許容度の改善から低金利の円を売って高金利通貨を買う動きが優勢になった。日銀の利上げ期待の後退で長期金利が低下したことも円売りを促した。

*17:11JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後は持ち直し 21日の東京市場でドル・円は下げ渋り。 トランプ米大統領の関係国に対する関税強化の方針が注目され、午前中に156円...

*15:18JST 東京為替:ドル・円は底堅い、日本株の持ち直しで 21日午後の東京市場でドル・円は底堅い値動きとなり、155円40銭台に浮上した。 日経平均株価は前日比100円超...

*07:59JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)...

「トランプ2.0」での一段のドル高円安を期待してポジション(持ち高)を作っている人に対し、財務官OBがこれ以上ないほど強く警告を発した形である。「ドルが高すぎるとの(トランプ氏の)認識は変わっていないだろう」「今の段階でこれだけ当局がけん制しているわけだから、当局をあまり軽く見ない方がいい」「三村財務官は本気になると、ある意味神田真人前財務官より鋭い」といった発言が印象に残った。今週は16日にも米国でベッセント次期財務長官の指名承認公聴会が上院銀行委員会で開催見込みと報じられている。ベッセント氏はウォール街出身。強引なドル安誘導や「プラザ合意2」的なドル安協調策に関する質疑の有無が注目される。

第2次トランプ米政権が始動するとともに、外国為替市場の投機筋はドルに対して、第1次政権発足前以来の強気姿勢となっている。

*18:11JST 欧州為替:有力な売買材料不足で主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く 20日のロンドン外為市場でドル・円は155円95銭から156円18銭の範囲内で推移。 有力...

*13:10JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服 21日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、正午過ぎの154円77銭から155円台に再浮上した。 米10年債利回りは下...

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