ドル/円は今が「買い」のチャンス!ポンド/円も大きく反発しそう…【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

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ドル/円は今が「買い」のチャンス!ポンド/円も大きく反発しそう…【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2025年1月22日13時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

日銀の利上げ期待が高まり、そして完全に織り込みつつあるようです。 
日銀ウォッチャーを対象に実施した一部アンケート調査では、8割以上が利上げ予想をしているようで、個人的にも織り込み済みだと考えつつあります。 

参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL200PGTQ5A120C2000000/ 

政策金利0.50%となり、またしばらく利上げはないということから、ドル/円、クロス円の買い戻しが徐々に始まるように思います。 
時間足では逆三尊形状となりつつあり、テクニカル的にも条件が整ってきました。

RCI反発形状、ドル/円は上値を追う展開か? 

出所:TradingView

ドル/円4時間足チャート分析です。 
まず、下降トレンドラインを間も無く上抜けてきそうな形状です。 
日銀利上げ材料があったのにも関わらず、昨日までSMA200(橙)にサポートされ、下抜けていません。 
さらに報道通り、利上げが確定的になったのにも関わらず下げないということは、158円からの下落で完全に織り込んでしまっていたのだと思います。 
よって、さらなる下値更新は新たな材料がない限り難しいでしょう。 
しばらくは反発局面に移行するのではないでしょうか? 

テクニカル分析です。 
RCI26(水色)は0.00ラインを超えるタイミングが到来中です。このタイミングで順張りトレードを行うシグナルでもあるので、今はチャンスだと考えます。 
またRCI52(橙)も-80ラインを突破しそうです。これも上昇シグナルの1つですので、買いのチャンスになります。 
まとめますと、SMA200でサポート、154円台でのクローズがされない、RCI26と52で上昇シグナルが点灯、日銀利上げリーク記事でも下げない。 
こうなりますと、バイザルーマー・セルザファクト現象が起こりつつあるように思えて仕方がありません。 
この反発局面を取りにいくべく、短期的にレバレッジを強めた成行買いトレードを実行していこうと思います。 

ポンド/円も意外と反発力があるか? 

出所:TradingView

ポンド/円4時間足チャートになります。 
既にRCI26と52は反発を示唆しておりました。190円台前半から1円近くの上昇です。この形状も見事な調整反発を開始していると考えてもおかしくありません。筆者の得意パターンで、この上昇も強くなりそうです。 
日銀利上げが行われたのち、植田総裁記者会見中も上昇が続くと予想します。日本円が売られますので、クロス円も上昇しやすいでしょう。 
またポンドは今月に労働党の財政案による反対が多く、英国議会が荒れておりました。 
それを引き金に、年明けは英国債売りが目立ってしまい、金利が大幅に上昇、ポンド安の引き金となりました。 
これを見越したポンドを売っているプレイヤーは多いと思うのですが、利上げ材料があることから、ポンド/円でのショートを多く持っている日本人トレーダーも多いように思えます。 
よって、意外にもポンド/円のショートカバーを巻き込んだ上昇が強めに入ると予測を始めました。 
ドル/円とほぼ同じ分析ですが、RCIの反転シグナルとともに、SMA200(橙)付近までは上値を追いかけて調整が入るのではないかと思い、買いトレードをスタートさせております。(約194円の手前まで上値を伸ばしそう?) 
目先200pips弱程度の上昇調整を狙ったあくまで短期トレードですが、うまくいけば今週中に勝負がつくと考えます。 
今週後半の戦略は日銀の『事実買い戻し』を想定した、ドル/円、ポンド/円のロング戦略中心に考えたいと思います。 

【ひろぴー氏出演動画】

 

ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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円相場は一時 1ドル=149円台まで値下がりして水準を更新

1本100ドルの海外ウイスキーを購入する場合でみていきましょう。1米ドル=100円であれば、支払いは1万円ですみますが、円安の状況下で1米ドル=140円だと、1万4000円の支払いが必要となるということです。そのため、多くの物品を輸入に頼る日本では、現在、円安の影響を受けて値上げラッシュが続いているのです。

市場は「CPIショック」に素直に反応しました。このような根深い問題なわけだからFRBは大胆な利上げを続けるだろうとの見方からドル買い円売りが強まり、1ドル=147円台後半まで値下がり。1990年以来、およそ32年ぶりの円安水準を更新しました。

円安の流れが止まりません。 9月22日に政府・日銀が市場介入したときのドルに対する円の安値が1ドル=145円90銭。それから1か月とたたないうちに4円以上円安が進み、とうとう10月20日、一時1ドル=150円を超えました。 2011年につけた円の最高値から通貨の価値はおよそ半分に目減りしたことになります。 何が為替市場を動かしているのか、その要因を時系列を追って説明します。

ロシアのプーチン大統領は、一方的に併合したウクライナ南部クリミアとロシアをつなぐ橋で起きた爆発に対する報復措置だと主張し、金融市場にも緊張が走りました。こういう有事のときに強いとされるのがドルです。

海外からの旅行者が増える可能性があることも、円安のメリットといえます。例えば、外国人旅行者が、日本で1本1万円の日本酒をお土産に買う場合で考えてみましょう。1米ドル=100円であれば100ドルが必要ですが、1米ドル=140円なら約72ドルで購入することができます。そのため、訪日に魅力を感じて訪日外国人旅行者が増加し、インバウンド消費による売り上げ増を期待することができるのです。

第2次トランプ米政権が始動するとともに、外国為替市場の投機筋はドルに対して、第1次政権発足前以来の強気姿勢となっている。

預入通貨は、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドの5通貨から選べます。 インターネットバンキングからだと最低20万円から預け入れが可能で、預入時の為替手数料も0円です。

円高になると海外からの輸入品の価格が下がるため、海外製品を安く購入できます。生活費が節約できるだけでなく、海外旅行や留学へのハードルも低くなります。同じ金額でも、円高のほうがより安く、お得に海外での観光や食事、買い物などを楽しめるのです。人々の購買力が高まるとさらに景気もよくなり、好循環が続くでしょう。

円相場は一時、1ドル=149円台まで値下がりして水準を更新。また、円はユーロに対しても1ユーロ=146円台半ばまで値下がりしておよそ7年10か月ぶりの円安ユーロ高水準となりました。

円の最高値は2011年につけた1ドル=75円32銭。1ドル=150円となったことで、通貨の価値はその半分に目減りしたことになります。

14日に発表されたこのデータが7か月ぶりに上昇に転じました。インフレがさらに進むという消費者の心理を抑えこむため、FRBが利上げを継続するという見方が広がり、1ドル=148円台後半まで値下がりしました。

今回、市場で懸念されていたポンドが買われ、ドルやユーロ、円と、主要通貨を比べたときに金利が低く、一番人気がない円が売られるという動きが起きました。

外貨建ての投資も円安対策として有効です。株式や債券など、外国の資産に投資することで、円安が進むほど資産価値が高まります。為替による利益は短期的に狙うこともできますが、変動が激しい通貨を所持するとリスクも大きくなってしまいます。不安な方は低リターンでも低リスクでの運用が可能な、米ドルやユーロなどでの資産運用がおすすめです。

これだけドル高が続けば、アメリカの輸出企業にダメージが及ぶはずだ、あるいはドル独歩高で世界各国が通貨安に見舞われるのは世界経済にも悪影響となるので、アメリカ政府も内心、ドル高は止まって欲しいと思っているのではないか。アメリカの専門家の中にもこのような見方をする人もいました。

例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替するとします。為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、また、1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになります。これらを比べると、1ドル=80円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。逆に、1ドル=125円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

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