[ユーロ米ドル]買い戻し一巡

(ユーロ米ドル日足)

昨日の東京時間にトランプ新大統領がメキシコとカナダに25％の関税を課すことを検討しているとの報道を受けユーロは1.0434から1.0352まで下落。その後1.04台まで買い戻されたがドイツ1月ZEW景況感調査は10.3と予想の15.3を大きく下回るなどドイツの景気減速懸念が改めて意識された。1.0342まで下落したが連休明けNY市場でユーロは反発。欧州株価の上昇に合わせるようにユーロ買い戻しが入ったが東京での高値を超えられなかった。
この日はナーゲル・ドイツ連銀総裁が「来週の理事会で利下げの可能性十分ある」と発言。また、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁も「将来的には大幅利下げも排除しない」などのハト派発言もあったが反応は限られた。
昨年来の下げの買い戻しもみられたが下降チャネルのレジスタンスラインで上値が抑えられている。
買い戻しもそろそろ一巡したところで下落トレンド再開。

ユーロドル予想レンジ：1.0450（61.8％、BB上限）～1.0350（BB中心）

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