スタバ新ストロー 沖縄で初導入
スターバックスは2020年1月から紙ストローを導入している。同社によると、バイオプラ製の新たなストローはなめらかな飲み心地で、時間が経過してもふやけない。石油由来の資源に頼らず、植物油などを原料とする。海水や土壌中の微生物によって分解され、環境汚染問題の解決に貢献するという。
スターバックスコーヒージャパン(東京)は23日、沖縄県内にある全32店舗で植物などからつくるバイオプラスチック製のストローの提供を始めた。沖縄は冷たい飲み物の販売数が多く、全国に先駆けて導入した。飲み心地の良さと環境負荷低減を両立できるといい、担当者は「スターバックスでの体験をより豊かにしつつ、環境へのアクションを少しでも前に進めていけたら」と話した。
スターバックスでは石油由来のプラスチック製品の使用を廃止してCO2の排出削減につなげるため、2020年に紙製ストローの導入を始めました。今回Green Planet®製の新ストローへ変更するにあたり、スターバックスではCO2の排出削減について紙製ストローと比較検証しています。
沖縄は全国平均と比べ、(年間販売数が)15%ほど、冷たい飲み物の販売数が多い。利用者の生の声を拾いながら、新ストローの認知度を広げられる期待から、沖縄先行導入に踏み切ったという。
こども食堂にギフトと体験を届けるスターバックスの温かな取り組み「Be a Santa ドネーション」プログラムのご報告。
スターバックスのストローが2025年1月23日(木)より沖縄県内の店舗で、3月以降に全国の店舗で、紙製から、生分解性のバイオマス度99%のストローに順次変更になります。この新しいストローは総合化学メーカー・カネカの「生分解性バイオポリマー Green Planet®」製。でも、生分解性って?と、ちょっと難しく感じますよね。そこで、製造方法や特徴などを、カネカGlobal Open Innovation 企画部の宅 佑奈さんにわかりやすく教えていただきました。
スターバックスコーヒージャパン(東京)は23日、植物油を主な原料とするバイオプラスチック製の新たなストローを沖縄県の全32店舗で導入した。従来の紙...
なぜ沖縄で先行導入?
おおよそ1000分の1ミリの大きさの微生物から取り出したポリマーを加工しやすいように米粒ほどのサイズに加工して使用するのだそうです。この技術の研究がスタートしたのは1990年代前半で、量産化できるようになったのが2011年。30年もの歳月を経て蓄積された技術が、新ストローには詰まっているのですね。
スタバの国内店舗では、プラごみの海洋汚染に対応するため、2020年1月以降、ストローをプラスチック製から紙製に順次切り替えた。
スターバックスコーヒージャパン(東京)は23日、植物油を主な原料とするバイオプラスチック製の新たなストローを沖縄県の全32店舗で導入した。従来の紙製に比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を削減でき、耐水性も高いのが特長。同社の冷たい飲料の販売率が全国平均より約15ポイント高く、ストローの消費が多い沖縄で先行導入し、3月上旬から全国に順次拡大する。
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