
陰線引け。転換線は基準線を下回り、遅行スパンは実線を下回り、雲の上で引けているものの、売りシグナルが優勢な展開となっている。孕み線で反落して、転換線を下回って引けており続落の可能性が示唆されている。
本日は転換線156.49円を念頭に置き、基準線を抵抗に戻り売りスタンスで臨みたい。
レジスタンス2 158.20(1/14高値)
レジスタンス1 156.83(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 156.05
サポート1 155.36(1/22安値)
サポート2 153.85(日足一目均衡表・雲の上限)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ドル円基準線を抵抗に戻り売りスタンス
もし、予想外に利上げ見送りとなった場合、ドル円は157-158円台に向けて上昇することが予想されるため、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒しておきたい。
本日の東京外国為替市場のドル円は、海外市場での堅調地合いを受けて底堅い展開が予想されるものの今週末6日に米8月雇用統計の発表を控えていることで、上値は限定的だと思われる。
ユーロ円は続伸。終値は162.66円と前営業日NY終値(161.49円)と比べて1円17銭程度のユーロ高 水準。欧州経済指標の上振れをきっかけに全般ユーロ買いが先行。ドル円や日経平均先物の上昇に伴う円 売り・ユーロ買いも出ると22時30分前に一時162.89円と日通し高値を更新した。そのあとは162円台 半ばで値動きが鈍った。
移動平均線を用いる場合、終値は月足・週足・日足で見るのが一般的です。時間足の期間が短いほど、移動平均線は敏感に反応する傾向にあります。
海外の経済指標では、米国でNY連銀製造業景気指数や住宅関連指標、景気先行総合指数などの発表があり、米企業決算の増益の度合いと並行して材料視されそうだ。 一方、イベントでは、日米両政府が東京で開く日米経済対話(4/18)が注目される。マクロ経済政策・インフラを中心とした経済協力・貿易の3つごとに次官級の作業部会を設けることで合意する見通し。貿易不公正の是正を優先的に掲げる米国側と、トランプ米大統領の来日を見据えインフラ投資などの経済協力ついて議論を進めたい日本側との思惑のずれがあり、どこまで議論が進展するかは不透明である。 貿易不均衡の是正に関しては、中国や日本に圧力が強まっている。月内には米財務省の為替報告書の発表が予定されており、日本の為替政策を「通貨安誘導」と指定される警戒感は依然として残る。 また、4/20からはG20 財務相・中央銀行総裁会議(〜4/21)が開催される。 3月期決算企業の業績発表がスタートする。世界的な景気の底堅さが企業側の今期見通しにどの程度反映されるかが焦点だが、足元の円高を踏まえれば控えめな見通しになることが予想される。ただ、決算発表期間にドル円相場が反転するパターンはよくあることだ。足元の円高が一巡して円安方向に戻す動きがみられれば、控えめな見通しが上方修正期待に変化する。果たして今回はそのパターンが当てはまるかどうか。 証券会社のアナリストによる決算プレビューがなくなった今、決算前の機関投資家の買いが手控えられる傾向にある。足元、2月決算銘柄が堅調に推移しているのは、業績の数値が明らかになった安心感で買いが入りやすいためである。つまり、3月決算企業への投資スタンスも内容を見てから勝負といった大口投資家が多く、いつもながらの短期資金による決算プレイに加え、新年度入りにもかかわらず滞留している国内の機関投資家の行動や、リバランス(銘柄入れ替え)にとどめている海外投資家のスタンスが注目される。 決算発表直後に短期資金で値が荒くなる銘柄が多数でるだろうが、乱高下が一巡するのを待ってから、好業績株には長期資金が入ってくる可能性は十分に考えられる。日経平均株価(図表2)は下値模索が続いている。4/6には1/18安値(18,650円)を下回り、連日で年初来安値を更新。25日移動平均線(19,100円 4/13)が75日移動平均線(19,184円 4/13)を下回るデッドクロスが示現し、短期的には調整が長引くとの見方が優先される。週足では上昇基調にある26週移動平均線(18,794円 4/13)を上回ることができず、5週連続の陰線を形成する雰囲気である。一目均衡表では基準線(17,889円)まで主要なフシはない。 一方、週足で5週連続の陰線となるのは2012年8月以来というほど、まれな動きである。そういった意味では、先安への暗示とも取れる反面、下げ過ぎた反動がそろそろ生じうると考えることもできよう。ただ、いずれにしても、1/18安値が上値のフシになりやすいほか、18,900円以上からの累積売買代金が多く戻り売り圧力が強くなることが予想されるため、日柄調整は5月中旬あたりまで必要となる可能性が高まった。 短期的な下値メドは、昨年12/7までの短期もみ合い水準である18,250円〜18,500円、昨年の4/25高値17,613円〜17,685円などが考えられる。上値メドは、1/18安値18,650円、3/27安値18,932円、19,110円付近、3/8安値19,198円、3/2高値19,668円などが考えられる。
たとえば、5分足でデイトレードをするときは、トレンドの分析を日足チャートで行います。分析の結果、上昇トレンドと判断できた場合は押し目買いの、下降トレンドと判断できた場合は戻り売りのタイミングを見計らいましょう。
トレンドラインを引く時間足については、月足・週足・日足・4時間足・1時間足などあり、初めは好みの時間足を選んで問題ありません。
ドル円は、4手連続陽線で147円台まで買い戻されており、過去9日間の中心値である日足一目均衡表・ 転換線(145.31円)と過去26日間の中心値である日足一目均衡表・基準線(148.46円)の間で堅調に推 移している。
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