夏に儲けるスキー場 仕掛け人
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夏に儲けるスキー場 仕掛け人
ウィンタースポーツの代表格と言えばスキーやスノーボード。かつて冬季五輪の開催地ともなった長野県白馬村は国内有数のスキー場で、インバウンド観光客にも人気です。しかし、ここ数年、12〜3月のウィンターシーズンより4〜11月のグリーンシーズンの客数が多いという逆転現象が起きている場所があります。「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、白馬三山を望める展望施設や絶景に飛び出す大型ブランコなどがSNSで拡散され人気となりました。テレビCMなど莫大な広告宣伝費を使わず、「地域の隠れた資産」を掘り起こすことで人を集める手法について、仕掛け人の和田寛さんに聞きました。
しかし2016年頃から放ってきた数々の仕掛けによって、グリーンシーズンも活性化。ついに“夏”の来訪者数が冬の1.5倍となり、「冬よりも夏に稼ぐ」リゾート地となった。目指すのは、田舎の観光業を“アップデート”して地方全体の底上げを図ること。どのようにして“客を呼ぶリゾート”に変貌させたのか取材し、地方の観光業を豊かにするヒントを探る。
「リピーター獲得のため、飽きられないように次々と仕掛けてきました。モノばかりだと設備投資が膨らんで大変なので、山頂でのヨガなど滞在時間と消費金額を増やすイベントなどにも取り組んでいます。2024年5月で開催4回目となった山頂での音楽フェスは、音楽好きの新たなお客さんにも訪れてもらい、冬以外のリピート客を増やす取り組みの1つです」
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