[米ドル円]日米金融政策とトランプ大統領発言
(米ドル円日足)
先週末の日銀会合では予想通り政策金利の0.25%引き上げを決定。発表前にトランプ大統領が中国に対し関税を避けたいと発言したことで既にドル売りが進んでいたこともありドル円の下値も154円後半で下げ止まった。植田日銀総裁が今後利上げは緩やかなペースで進むことを示唆するとドル円は上昇。
今週は注目のFOMC会合が開かれるが政策金利は据え置きとみられる。ただ、トランプ大統領は「すぐに金利を引き下げるように要請するつもり」と発言。利下げ見送りに対し何らかの発言があればドル売りが一段と進む可能性が高い。
どちらにしてもトランプ大統領の発言で一喜一憂する相場展開の中で流れを見極めるにはもう少し時間がかかりそうだ。
本日のドル円予想レンジ:156円40銭~155円50銭
今週のドル円予想レンジ:157円00銭(BB中心)~153円80銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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