
下影大陰線引け。一時153.72円と、昨年12月18日以来の安値を付けた。
一目均衡表・雲の上限153.88円を割り込んだ同水準では下げ止まり、154円半ばへ戻してNYを引けている。雲の上限前後が引き続きサポートになるか注目だが、同水準は本日154.08円へ切り上がる。下押しが再開した場合の下値は、昨日安値前後をめどにしておいた方がよいだろう。
レジスタンス1 155.75(1/23安値)
前日終値 154.51
サポート1 153.72(1/27安値)
サポート2 153.34(2024/12/18安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル的にみても ドル円は売り買い交錯の様相を呈している
この計算から、11月25日からの下げ幅に基づく「50.0%戻し(13,124円)」と、今回の「38.2%戻し(13,120円)」が非常に近い価格帯に位置しており、価格がさらに上昇する場合、この二つの水準が重要なポイントとなります。 ただし、上下の値幅が大きいため、底打ち確認には安値から一定の価格上昇が必要です。 これが嫌な場合は、テクニカルプライスでストップロスを設定する戦略が考えられますが、この方法は価格の頭と尻尾を狙う取引になるため、それ相応のリスクを覚悟してのトレードとなります。
テクニカル的にみても、ドル円は売り買い交錯の様相を呈している。一目均衡表は、“三役好転”を形成し買いシグナルが点灯中だ。25日移動平均線が50日移動平均線を上抜け、ゴールデンクロスを迎えたことも、好材料。RSIをみても、5月1日に割高感の節目となる70をつけてから5月8日までに52.4まで低下し、再び上昇余地が広がった(年初来、70超えでは下落する傾向あり)。一方で、5月2日に137.77円で上げ止まり、3月8日の高値137.94円を超えられなかったため、Wトップを形成しており、これは売りシグナルだ。
ドル円は昨日の東京の水準よりも2円以上昇したことで、短期のテクニカルでは全て「ドル買い」を示しています。上値の目途は「8時間足」の雲の下限である106円95−00レベルと、雲の上限である108円台半ばです。「日足」では109円前後が雲の下限になっており、107円台から上値では相当のドル売りも予想されることから、それほど簡単には突破できないと見ていますが、「日足」のMACDはゴーデンクロスに近いシグナルを発しています。まだ完成はしていないものの、107円台に乗せるようだと完成すると思われ、一応注意は必要です。
“一目均衡表”という名前を聞いたことがありますか。この一目均衡表はマーケットで大変人気のあるテクニカル分析です。
これら3つのテクニカルプライスが重なることで、このエリアは今後の動きにおいて重要な抵抗帯となる可能性があります。そのため、13,120円付近の重要水準を突破した場合、次の100円上の「価格帯(13,227円~13,254円)」までは比較的スムーズに上昇する可能性があると考えられます。 したがって、13,120円および13,124円は非常に重要な要塞として注目されるべきポイントであると言えるでしょう。
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