モノレールSuica 販売終了へ
既に購入済みの「モノレールSuica定期券」と「モノレールSuica」は3月15日以降も利用できるが、定期券を継続購入する際は、初回のみ浜松駅定期券発売所での手続が必要。継続購入はJR東日本の「Suica」での販売となり、ICカードが変更される。
東京モノレールは28日、「モノレールSuica」カードの発売を取りやめると発表した。
今回の販売再開は半導体メーカーの供給力が回復し、継続的な供給の目処が立ったことによるもの。販売が再開されるのは「My Suica(記名式)」「PASMOカード(記名式)」「りんかいMy Suica(記名式)」の3種類で、同じ記名式カードでも東京モノレールの「モノレールSuica」は対象外となる。また、直近で調達可能なカードの枚数では在庫不足の懸念があるため、9月1日以降も無記名式カードは販売中止の状態を継続する。
一方、2024年6月8日から販売を中止している無記名式のSuicaカード/PASMOカード/りんかいSuicaカードは、直近で調達できるカードの供給量では在庫不足になる可能性が高いとして、引き続き販売を中止。また「モノレールSuica」も記名式・無記名式ともに、引き続き販売中止となります。
世界的な半導体不足の影響により、必要なICチップの入手が困難となり、当面の必要数量のカードの製造が難しい状況となっていることに伴うもの。6月8日から、無記名の「Suica」、「モノレールSuica」、「りんかいSuica」、「PASMO」カードの新規発売を一時中止している。
なお、東京臨海高速鉄道が発売する「りんかいSuica」も記名式に限り発売を再開するが、東京モノレールの「モノレールSuica」は記名式・無記名式とも引き続き発売を中止する。
モノレールSuicaは、東京モノレールが独自に発行していたSuicaカード。モノレールのキャラクターをあしらったデザインで、「モノレールSuica定期券」、記名式の「モノレールMy Suica」、無記名式の「モノレールSuica」の3種類を展開していた。記名式及び無記名式のモノレールSuicaについては、世界的な半導体不足の影響により23年8月2日から販売を中止していたが、今回定期券を含む全てのカードの販売を終了することになった。
コメント