会見で注目「通販新聞」HPに殺到

日本ガバナンス研究学会理事 フジ日枝相談役はやり直し会見に「企業価値を維持するためには出席すべき」

きょうフジ会見 内容は“未来”の話中心に？風間俊介「むしろ社会のアレルギーが起きてしまうのでは」

宮根誠司 フジの“ドン”を批判「人事決めていたのだから会見に出るべき」 専門家も「納得得られない」

ニューヨーク屋敷、フジの“やり直し”会見に言及「港さんとかめっちゃイヤなんちゃう？」

フジ会見4時間半超え“紛糾”中居氏と被害女性の認識違いに遠藤副会長が「踏み込んだ発言」→「訂正」

橋下徹氏 フジ会見、日枝氏は「出ちゃいけない」 代表権なしでの発言は「やったら越権行為なんです」

「中居氏と被害女性が問題の事案で同意があったかなかったのか」という、当事者でなければ分かり得ない質問への回答について、一度、遠藤龍之介副会長が返答。その後「訂正させてください」としたため、会見場では「何でだ！」「一度言ったことは撤回できない！」などの怒号が飛び交った。その後もこの回答について記者が質問。回答を迫る記者と「お答えできない」と繰り返すフジテレビ側で30分以上膠着（こうちゃく）状態となった。記者が広報のアナウンスに「黙ってて！」「逃げないでいいよ」など発言すると、会場の数人の記者が同意し、会場は騒然となった。 マイクを持たない記者が会場で大声で質問したり、意見を言うなど、不規則発言も多く見受けられるようになり、会場は騒然として収集がつかない状況となった。 不穏の流れを断ち切って質問したのは、通販新聞の記者だった。「通販新聞」という社名と名前を名乗った後、質問の前には「一応、手を挙げた人が質問するというルールになっているので、そこは守ってください。静かにしてください、マジで」と、怒気を含んだ声で訴えた。 この様子に「毅然としている」「場を収めたね」など、通販新聞記者が注目された。

玉川徹氏 フジ“やり直し会見”日枝氏不在なら「価値がそれだけで半減」「危機感を持っているのかどうか」

フジ 震災30年の当日に会見開いたワケ 記者追及「扱いが小さくなる…よこしまな考えがあったのか」

同社のサイトによると、「通販新聞」は通信販売業界の週刊業界紙。1983年2月5日にグループ会社の宏文出版株式会社が創刊し、1991年に株式会社通販新聞社として分離、独立。最新記事ではバレンタイン商戦のネットでの販売状況や、小林製薬の経営体制刷新などを伝えています。

大手スポンサーがフジテレビに戻るのはいつになるのか、そもそも戻ることはあるのか……。フジテレビがテレビ局として存続できるのかも含め、27日の会見次第でその方向性がおぼろげながら見えてくるのではないか。

23日に中居が芸能活動からの引退を発表したものの、港浩一社長の17日の“紙芝居会見”のズサンな対応や、問題を把握していながら中居を番組に起用し続けていたことで、フジテレビに対する視聴者やクライアントの怒りと不信感は募るばかりだ。

会見開始から5時間が過ぎた頃、会場が騒然となる場面が。フリーランスの記者たちが港浩一社長や遠藤龍之介副会長に対し、命令口調で執拗なやり取りをくり返したり、指名されていない記者からヤジや怒号などが相次いだりしたのです。

厳しい現実に直面しているフジテレビの営業現場からは、小規模なクライアントと、大幅にダンピングしたCM放映料の駆け引きが続けられている話も聞こえてきた。テレビ局としての体裁を保つために、通販などのCMを入れることで、この現状を何とか打開しようという。

危機管理専門家 フジ日枝取締役相談役の会見“欠席”に「今の批判、危機が収まらないのではないかと」