[全般]円全面高とトランプ相場
トランプ大統領がコロンビアへの関税制裁を打ち出したことで移民受け入れに同意。一旦はリスクオンに傾いたものの、中国企業AIが米企業を脅かすとの観測からリスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落。
週明け東京市場ではリスクオフの円買いが先行。トランプ大統領がコロンビアに対し違法移民の送還を拒否したことから25%の関税制裁を打ち出すことを公表。コロンビアも報復措置を打つとしたことで円が全面高。しかし午後に入りコロンビアが移民を受け入れることを同意したことで円の戻り売りの動きが強まりドル円は156円前半まで買い戻された。
ところが欧州市場に入るとドル売りが先行。
中国新興企業ディープシークの最新AIモデルが米企業の優位性を脅かすとの懸念が拡大。NYダウ先物が大きく下落するとドル円は153円後半まで押し戻され、ユーロやポンドも対ドルで上昇するなどドルと株が全面安。
NY市場ではダウが大幅安で始まったがその後は上昇に転じるなど方向感の定まらない動きがみられるなどトランプ政権による不透明感が背景にあるようだ。
結局トランプ関税は相手国との取引の道具であり、今後も当初示されたような高関税が修正されるようならインフレ再燃懸念も後退する可能性が高い。
OPECが原油価格を引き下げるようならトランプ大統領はFRBに利下げを要請する可能性もありドルの上値は重そうに見える。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[紹介元] かざみどり [全般]円全面高とトランプ相場
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