ソニーG 十時裕樹社長がCEO就任

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ソニーG 十時裕樹社長がCEO就任
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ソニーG 十時裕樹社長がCEO就任

山口県立山口高等学校を経て[2]、早稲田大学商学部を卒業後[3]、1987年にソニー(現・ソニーグループ)に入社。2001年に石井茂と共にソニー銀行を設立[4]。2005年にソニーコミュニケーションネットワーク(現・ソニーネットワークコミュニケーションズ)専務に就任。副社長を経て、2013年にソニー(現・ソニーグループ)業務執行役員に就任。2014年にグループ役員に異動し、同時にソニーモバイルコミュニケーションズ代表取締役社長兼CEOに就任。その後、2017年にソニー(現・ソニーグループ)執行役CSOに就任を経て、2018年に代表執行役専務CFOに就任。2020年に代表執行役副社長兼CFOに就任。2023年4月1日に代表執行役社長兼COOに昇格。[5]。

吉田氏は18年に社長兼CEOに就任し、20年からは会長も兼任している。21年に「ソニーグループ」に社名変更し、経営改革を主導。家電、ゲーム、音楽、映画、金融、半導体各事業の相乗効果を高めてきた。

2日会見した吉田社長は「外部環境の変化が激しく、テクノロジーの大きな変化や地政学リスクの高まりがあるタイミングで経営体制を強化し、キャピタルアロケーション(資本配分)、事業間連携、事業ポートフォリオマネジメントを強化することが必要と判断した」と社長交代を決めた理由を説明。十時氏は「顧客に選ばれ、社員を元気にし、優秀な人材を集め、企業価値を高め、社会に還元するポジティブスパイラルを生み出す」と意気込みを示した。

十時次期社長は、デジタル技術、人工知能(AI)、イメージセンサーといったテクノロジーを活用し、EVなどのモビリティーやメタバース(仮想空間)といった空間で感動を提供し、次の成長を目指す方針だ。

ソニーグループは、4月1日付で十時裕樹副社長兼最高財務責任者(CFO、58)が社長に昇格する人事を発表した。最高執行責任者(COO)とCFOも兼務する。吉田憲一郎会長兼社長(63)は代表権のある会長となり、引き続き最高経営責任者(CEO)を担う。ソニーGの社長交代は5年ぶり。エレクトロニクス中心の事業構造から、ゲーム、映画、音楽、半導体、金融を加えた6事業を柱とする構造へと転換しており、電気自動車(EV)にも参入する。変化の激しい経営環境で、さらなる成長を目指すため、経営体制を強化する。

十時裕樹氏のコメント:「ソニーグループの社長 COO を新たに拝命するにあたり、吉田および取締役会からの信頼に感謝するとともに、大きな責任を感じています。事業環境や技術が大きく変化する中でも、顧客に選ばれ、社員を元気にし、優秀な人材を集め、企業価値を高め、そして、社会に還元する、そうしたポジティブスパイラルを、吉田、ソニーグループの経営陣、そして世界中の社員とともに生み出していきたいと考えています。」

財務畑が長いが、ソニー銀行を創業したベンチャーマインドやスマートフォン事業で大組織を指揮した経験などを併せ持つ。「穏やかだが、頭が切れる」との人物評や、「次期社長候補と見られており、就任に違和感はない」との声も聞かれる。

十時氏は主に財務畑を経験し、ソニー銀行の設立も主導した。通信事業のソネットエンタテインメント(現ソニーネットワークコミュニケーションズ)で同社社長だった吉田氏を支え、ともにソニーに復帰。スマートフォン事業のトップも務め、18年に執行役専務兼CFOとなり吉田体制を支えてきた。

◆ 十時裕樹氏(ととき・ひろき)= 87年早大商卒、ソニー(現ソニーグループ)入社。18年代表執行役専務CFO(最高財務責任者)、20年から代表執行役副社長兼CFO。山口県出身。

ソニーグループは2日、十時裕樹副社長兼最高財務責任者(CFO)(58)が4月1日付で社長兼最高執行責任者(COO)に昇格する人事を発表した。吉田憲一郎会長兼社長(63)は、代表権のある会長兼最高経営責任者(CEO)にとどまる。社長交代は5年ぶり。

ソニーGは23年3月期連結売上高予想のうち、5割以上をゲーム、映画、音楽といったエンターテインメント事業で稼ぐ計画。19年に吉田社長が会社の存在意義(パーパス)として、顧客などに「感動」をもたらすことをうたい、事業構造を着実に転換してきた。

隅 修三氏(取締役会議長、指名委員会議長)のコメント:「昨夏、吉田から、グループ経営体制の強化のために十時を新たに社長 COO に推薦したいという提案を受けました。CFO としての十時の素晴らしい成果は取締役全員の共通認識でしたが、提案以降、指名委員会において COO の必要性や十時の社長 COO としての適性など、多面的に検討を行った上で、取締役会において審議し、本日、全会一致で決議しました。」

十時氏は1987年にソニー(現ソニーグループ)入社。財務部門が長く、2001年のソニー銀行設立を主導し、代表取締役も務めた。ホンダとの電気自動車(EV)開発・販売の合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ」の設立でも、主導的な役割を果たした。

吉田憲一郎氏のコメント:「当社は『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』という Purpose(存在意義)のもと多様な事業を営んでいます。グループとしての価値創造に向けてキャピタルアロケーション、事業間連携および事業ポートフォリオマネジメントを着実に実行するために、取締役会とも議論の上、十時の社長昇格と COO 就任を決定しました。」

「一言で言えば『成長』だ」と自らのスローガンを語る。吉田社長も「成長への強い意志を強みとして上げた」と、2022年7月に指名委員会と十時氏の社長就任の議論を始めた時のことを振り返る。

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