【見通し】今日の株式見通し=軟調か FOMCを消化した米国株は下落

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【見通し】今日の株式見通し=軟調か FOMCを消化した米国株は下落

東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は136ドル安の44713ドルで取引を終えた。プラス圏で推移する場面もあったが、中盤以降はマイナス圏が定着した。FOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。声明文や会見でのパウエルFRB議長の発言がややタカ派的と受け止められ、結果発表後は売りが優勢となった。ドル円は足元155円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて320円安の39270円、ドル建てが275円安の39315円で取引を終えた。

 米国で引け後に決算を発表した主力銘柄の時間外の反応は、メタやテスラが上昇し、マイクロソフトが下落。メタは大幅な上昇となっている。米国株安のネガティブ要素を跳ね返せるかというと微妙で、日本株は売りに押されると予想する。きのう引け後にアドバンテストが上方修正や増配を発表している一方、29日の米国ではエヌビディアが4%台の下落となっており、半導体株には好悪材料が入り交じる。全体的に決算発表銘柄の売買は盛り上がるだろうが、発表前の銘柄は手がけづらさが意識されそう。ドル円や米長期金利は落ち着いており、深押しするようなら下値は拾われるとみるが、場中はマイナス圏で方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39100円-39500円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】今日の株式見通し=軟調か FOMCを消化した米国株は下落

見通し 今日の株式見通し軟調か FOMCを消化した米国株は下落

日本銀行は24日の金融政策決定会合で、昨年7月以来の追加利上げを決定。植田和男総裁は、今後の利上げについては予断を持たずに毎回の会合で判断していく考えを表明した。新たな経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、物価見通しのリスクは24年度と25年度は上振れリスクの方が大きいとしている。

金利上昇を背景にグロース株指数が軟調に推移している。物価や雇用の改善余地が大きく、3/16-17のFOMCでは緩和長期化を再度強調すると考える。四半期毎に発表される経済見通しでは、追加経済対策やワクチン接種を背景にFRBによるGDP成長率の見通しも4.2%から上方修正される可能性が高いと考える。2023年の金利見通しも注目だが、ドットチャートの中央値が上昇した場合、金利上昇容認と受け取られかねないため、慎重に対応すると予想する。

米経済指標では、消費者心理の低下と企業活動の拡大ペースの若干の鈍化が示されたが、企業は見通しについて引き続き楽観的だった。

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