5ドア仕様のジムニー発売へ 特徴
現在5ドアの発売を正式にアナウンスしているインドに限っての話とはなるが、どうやらスズキはジムニーの5ドアを「ちょっと高級なモデル」として売り出そうとしているらしい。その何よりの証拠が販売チャンネルで、ジムニー5ドアはインドにおけるベーシックな「スズキアリーナ」ではなく、高級チャンネルの「NEXA(ネクサ)」店向けのモデルとして販売される予定になっている。
ここでは、5ドアモデルの特性を考慮しつつ、3ドアモデルとの比較や予想される燃費性能、さらにはエコカー減税適用の可能性など幅広い観点から解説します。
スペックを見比べても3ドアから5ドアになった分、長さに違いが出ていることが分かります。 最小回転半径にも違いがあり、最小回転半径が短いことは小回りの良さがメリットである反面、車体の安定性は数字が大きい方が高くなるのも注目のポイント。
ジムニーロングの日本発売は2024年12月以降と予想されており、価格は現在販売中のジムニーシエラより30万円前後高くなると見込まれています。ジムニーロングの外観は3ドア版を延長したデザインで、インドで販売されているモデルの全長は3,985mmに拡大されている点が特徴です。
スズキの人気オフローダー「ジムニー」に、待望の5ドアモデル「ジムニーロング」が登場するという噂が広がっています。コンパクトながら高い走破性を誇る3ドアモデルに対し、より実用性を高めた5ドアモデルはどのような特徴を持つのでしょうか。
もし日本市場で発売される場合、ジムニー5ドアは多くの消費者に新たな選択肢を提供し、日本の自動車市場に新たな活気をもたらすでしょう。スズキが日本での発売を前向きに検討していることを考えると、今後の展開が非常に楽しみです。
現在販売されている3ドアのジムニーシエラの場合、カタログ燃費(WLTCモード燃費)は4ATが14.3km/Lで、5MTが15.4km/Lです。5ドアモデルでは、これよりも数%落ちることが想定されます。
新型「ジムニー5ドア」のデザインは、実用性とスタイルを兼ね備えています。その最大の特徴は、2つの追加されたドアで、これにより乗降性が向上し、特にファミリー層にはこの改善が高く評価されています。外観は、ジムニーシリーズのトラディショナルなルックスを継承しつつ、より現代的な感覚を取り入れたデザインが施されています。全体的には、より大きく頑丈な印象を与えるデザインで、オフロードでも都市部でもその存在感を放ちます。
これまでも日本で販売されてきた「ジムニーシエラ」(軽自動車ではない1.5リッター自然吸気エンジンを積む小型車)は、3ドアのいわゆるショートボディ。対して新しい「ジムニーノマド」は、ボディを延長した5ドアのロングボディとなっているのが大きな特徴です。ちなみに歴代「ジムニー」に5ドアモデルが設定されるのは、今回が初めてのことです。
ジムニー5ドアは、インド市場で2023年に発売され、その堅牢な構造と優れた走行性能から非常に高い評価を得ました。狭い道や悪路が多いインド国内の道路事情に適応し、アウトドア愛好家やファミリー層に高い人気を博しています。特に、他のSUVモデルと比べて価格が手頃でありながら、パワフルなエンジンと多機能性を提供することが魅力です。インドでの成功は、ジムニー5ドアがその地域の特定のニーズに対応できることを示しています。
新型「ジムニー5ドア」のインテリアは、専用設計のリヤシートや内装により、後部座席の乗員が快適に過ごせるように設計されています。リヤシートにはリクライニング機能が付いており、長時間のドライブでも姿勢を調整することで疲れにくくなっています。ヘッドレストの形状も工夫されており、後部座席の快適性が大幅に向上しています。さらに、後部座席を倒せば広い荷室が確保できるため、アウトドアギアや旅行の荷物を積み込んでも十分なスペースがあります。ファミリーユースやアウトドア愛好家にとって、非常に魅力的なインテリアデザインです。
ノマドはフランス語で「遊牧民」を意味し、過去に小型SUV「エスクード」の初代モデルで5ドアに使用していた。鈴木俊宏社長は「荷物を積んで縦横無尽に走る車を投影しており、ジムニーの特徴を象徴するぴったりのネーミング」と語った。
新型ジムニー5ドアには、最新のインフォテイメントシステムが搭載されており、9インチの拡大されたディスプレイオーディオを通じて使いやすいインターフェースを提供します。安全装備も非常に充実しており、6つのエアバッグ、ヒルホールドアシスト付きESP、ヒルディセントコントロール、リアビューカメラ、ABSなどのシステムが標準装備されています。これらの装備により、乗員の安全を確保しながら快適なドライブを実現します。さらに、リアシートのヘッドレストが形状変更されたことで、フラットに倒した際に取り外す必要がなく、収納性も向上しています。
ジムニー5ドアは南アフリカ市場でも高い評価を受けており、その堅牢性、取り回しの良さ、燃費の良さなどが評価ポイントとなっています。さらに、ジムニー5ドアは中南米を含む他の国際市場への進出も計画されています。これらの市場では、価格の手頃さとオフロードでの走行性能が重要視されており、ジムニー5ドアの多機能性と使いやすさは、さまざまなニーズに対応しています。
ジムニー5ドアの価格については、インドでの販売価格を基に予想されています。
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