訪日客の電動スーツケース 問題は

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訪日客の電動スーツケース 問題は
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訪日客の電動スーツケース 問題は

近年のインバウンド増加はよく知られた事実だ。JNTO(日本政府観光局)の調査によれば、2018年は過去最速のペースで訪日外客数が伸び、8月末の時点で2000万人を突破した。観光立国・日本の実現に向け、順調な成長曲線を描いていると言えよう。

「2020年に向け、我々が持つコミュニケーションやペイメントに関連した技術アセットを訪日外国人向け観光ビジネスに活用したいとの思いがありました。しかしこれまでパナソニックには観光分野で事業を行うネットワークや知見がなかったため、海外の旅行代理店も含めた顧客に対して強い接点を持つJTBと協業して進めることにしたのです。

街なかで見かける大きなスーツケースを転がしながら歩く外国人旅行者たち。インバウンド(訪日外国人旅行)が急増する昨今、日本各地で見られるようになった光景だ。一方でホテルや旅館をはじめ、観光施設や公共交通機関にとって、外国人旅行者の大型荷物はさまざまな面で頭を悩ませる問題となってきた。課題解決に向け観光・物流・ICTの一流プレーヤーが集結し、画期的な“手ぶら観光”を支援。そのソリューションがもたらす社会貢献の全貌とは。

関西空港の利用客は、訪日外国人が5カ月連続でコロナ禍前を超えており、6月は単月で開港以来初めて160万人台に達した。一方で円安の影響などで日本人の利用は回復が遅れている。

サービスの内容はこうだ。訪日前や旅の途中で、外国人旅行者が旅程に応じて事前にオンラインで荷物の配送を予約。多言語に対応しており、スマートフォンから簡単に申し込めるのもメリットである。例えば日本の空港に到着したら、受付用端末が設置されたLFT取次カウンターで発行済みのQRコードが表示されたスマートフォンを提示し、予約内容を確認して荷物を預ける。成田空港の場合、10時までに預ければ当日の18時以降に都内や箱根で受け取ることも可能。これにより旅行者は身の回りの荷物だけを持って、到着初日から手ぶら観光を楽しめる。

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訪日外国人客が戻ってきたホテルがひそかに頭を抱えている問題。それは客室に置き去りにされた空のスーツケースだ。円安の日本で爆買いして大きいケースに買い替えたから元のは不要、旅行中に車輪やファスナーが壊れた…などの理由で放置される。これまで「粗大ごみ」としてお金をかけて廃棄するしかなかったが、斬新なアイデアが登場した。「庭のホテル 東京」では置き去りスーツケースをプランターに加工し、屋上で野菜を無農薬栽培している。お客さんへの提供も始まった。

「庭のホテル 東京」では訪日外国人客が置き去りにしたスーツケースをプランターに加工し、屋上で野菜を無農薬栽培している。

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