P&Fでは~
変化なしです。
トランプ大統領がカナダとメキシコに関税措置をとるという話でインフレ再燃。
ドル円は155円台回復、ユーロドルは1.03台へ押し戻されてます。
来週は、この動きがどうなるかがカギになりそうです。
豪ドル円はBOXと考えてロングにしまし、とりあえずは成功も上ヒゲで終わっているので
流れが違ってくれば早め利食いしたいと思います。
豪州のPPIは低下、フランス・ドイツのCPI低下、カナダGDPは悪い。
米国のPCEは、ほぼ予想通りも個人消費が強い感じでした。
経済的の米国の一人勝ちな感じはありますが・・・・。
トレンド線を下回りましたが雲がサポート。
ローソク足も酒田五法でいえば包み足?抱き線?というのか反発しそうなイメージです。
ユーロドルはドル円と対照的です下落途中で雲がレジスタンスになり再度トレンドラインを
下に抜けてきそうな感じがします。
今週は、これらの流れが続くかどうかに注目です。
金曜日には雇用統計もあり、トランプ発言もあり・・・落ち着いた感じはしません。
資金管理をしっかりしながらですね。
(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)
02月03日 米国一人勝ちも落ち着かない相場
■10月15日、オランダの大手半導体製造装置メーカーASML社は決算を発表しましたが、第3四半期の受注額が前四半期比約▲53%の急減となったことが嫌気され、株価は1日で約▲15.6%下落しました(図表2)。決算発表後、ASML社のフーケCEOは、同社にとって最大の市場である中国向けビジネスが、米国の圧力により影響を受ける可能性について言及しています。
■もちろん、こうしたビジネスが全て大きな制約を受ける訳ではありません。しかし、経済安全保障の観点から重要な分野については、今後米国から「踏み絵」を迫られる可能性が高く、日本企業は厳しい「二者択一」を迫られることとなりそうです。
■株式市場にとって逆風となりやすい金利上昇ですが、米国の金融機関と異なり投資有価証券全体では大きな含み損を抱えていないとされる日本の金融機関にとっては、株価の追い風となる可能性が高そうです。例えば、銀行は低利の預金と貸出・運用との金利差から得られる収益で決済サービスのコストを賄っていますが、低金利下ではこうしたコストをカバーできないため、どうしても経営は苦しくなります。一方、金利が上昇すると、銀行としての決済サービスがペイするようになり、更に貸出金利と調達金利との差が拡大するため、利ザヤ改善により業績は大きく改善する傾向があります。
米国の大統領選挙と議会選挙は、共和党が大統領府と上下両院の過半数を全て押さえる「トリプル・レッド(共和党のイメージカラーの赤にちなんだ呼び方)」となりました。世論のお墨付きを得たことで、今後トランプ新大統領の個性的な経済政策が実行に移されることとなりそうです。「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」を掲げ、同盟国との摩擦や対峙する国への容赦ない攻撃をためらわないトランプ新政権がスタートすることで、世界の金融市場は乱気流に突入しつつあります。
ジャイアンの得意料理「ジャイアンシチュー」は、挽肉、たくあん、塩辛、ジャム、大福などをまとめて煮込んだ、悪臭を放つ個性的な料理です。周囲はジャイアンシチューを食べなければならないことに戦慄しますが、トランプ氏の要求を無理やり飲まされる周辺国の今の姿と重なります。財政拡張や高関税と同時にインフレ抑制を目指したり、強い米国を志向しつつ国際協調や同盟関係に逆行しかねない要求を振りかざすなど、その政策には「アンバランスで危険な匂い」が漂います。
■また、株式市場でも「米国の一人勝ち」が鮮明となりつつあります(図表1)。米国ではトランプ氏の当選以降は、マーケットやビジネスに追い風となる政策への期待から株高が続いていますが、こうした政策の「とばっちり」から、無理難題を押し付けられかねない周辺国の株式市場は冴えない展開が続いており、株式市場の2極化が鮮明となっています。
■トランプ氏が打ち出すであろう政策が起こす「乱気流」の中でも最も警戒しなくてはならないのは、対中強硬姿勢のさらなる強化でしょう。既に対中強硬派として知られる人物の政府高官への任命が報じられていますが、米国を中心とする国際秩序に公然と挑戦し、領土的な野心を隠そうとしないように見える中国に対し、新政権はその封じ込めに本腰を入れてくる可能性が高そうです。こうした動きは、隣国として中国と深い経済的なつながりを持つ日本にとっては頭痛の種となりそうです。
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