▼日経平均株価CFD(日本N225) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは38177.8〜40399.2
▼S&P500CFD(米国SP500) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは5850.01〜6206.41
▼金スポットCFD(XAU/USD) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは2718.34〜2882.14
▼銀スポットCFD(XAG/USD) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は短期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは29.905〜32.705
▼原油CFD(WTI原油) 3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーで下降トレンド継続を示唆。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは71.406〜78.006
▼天然ガスCFD 3本の移動平均線が交錯しておりトレンドを確認できず。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは2.821〜4.221
▼ユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は+2σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5125.9〜5381.3
▼香港ハンセン指数CFD(香港HS50) 3本の移動平均線ではトレンドを確認できず。横ばいを予想。予想レンジは18977.5〜21517.3
日経平均株価CFD(日本N225)
日経平均株価CFD(日本N225) 週足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは38177.800〜40399.200
・日本代表企業225社の株価から算出される「日経平均株価」を原資産とした銘柄。日経平均株価は構成銘柄の平均値で算出されるため、1単元の株価が高い値がさ株の影響を受けやすいという性質がある。日経平均株価自体は、年1回の定期見直しで市場流動性の高い銘柄が採用され、低い銘柄が除外される。
・先週の日経平均株価CFD(日本N225) 週足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):1110.7円、11107pips
・変動係数(σ(26)/平均値):2.88%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):38177.8〜40399.2
日経平均株価CFD(日本N225) 日足の見通し:短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・先週の日経平均株価CFD(日本N225) 日足:短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週の予想:上昇
日経平均株価CFD(日本N225) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは38177.8〜40399.2
・変動係数(σ(26)/平均値):2.88%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:短期移動平均線を再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+1σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:−1σラインとのデッドクロス
S&P500CFD(米国SP500)
S&P500種株価指数CFD(米国SP500) 週足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは5850.010〜6206.410
・NY証券取引所やNASDAQ市場に上場中の、流動性や市場規模を考慮した500社から算出される「S&P500種株価指数」を原資産とした銘柄。S&P500は米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国の市場動向を把握する上でかかせない指標。
・先週のS&P500種株価指数CFD(米国SP500)週足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):178.2米ドル、17820pips
・変動係数(σ(26)/平均値):3.05%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):5850.01〜6206.41
S&P500種株価指数CFD(米国SP500) 日足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。−1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・先週のS&P500種株価指数CFD(米国SP500)日足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。−1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・今週の予想:上昇
S&P500種株価指数CFD(米国SP500) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロス。予想レンジは5850.01〜6206.41
・変動係数(σ(26)/平均値):3.05%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:+1σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス
金スポットCFD(XAU/USD)
金スポットCFD(XAU/USD) 週足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは2718.340〜2882.140
・「金スポット」は、FXのようにほぼ24時間相対取引が行われている「金のスポット取引」を原資産とする銘柄。スポットは現物、現場などを意味し、売買契約と同時に現物の受け渡しを行う市場を指す。金は世界各国の中央銀行が外貨準備として保有しており、インフレや地政学リスクに強い。一般的にインフレだと金価格は上昇しやすく、逆にデフレだと下落しやすい傾向がある。また世界的なパンデミックや紛争などで世界経済が不安定な際には現物保有のニーズが高まり、金などの現物資産が買われやすいという傾向がある。
・先週の金スポットCFD(XAU/USD)週足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):81.9米ドル、8190pips
・変動係数(σ(26)/平均値):3.1%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):2718.34〜2882.14
金スポットCFD(XAU/USD) 日足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+2σラインをゴールデンクロス、買いサイン点灯
・先週の金スポットCFD(XAU/USD)日足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+2σラインをゴールデンクロス、買いサイン点灯
・今週の予想:上昇
金スポットCFD(XAU/USD) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは2718.34〜2882.14
・変動係数(σ(26)/平均値):3.1%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:+2σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+3σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:+1σラインとのデッドクロス
銀スポットCFD(XAG/USD)
銀スポットCFD(XAG/USD) 週足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は短期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは29.905〜32.705
・「銀スポット」も金と同様に「銀のスポット取引」を原資産とする銘柄。スポットは現物、現場などを意味し、売買契約と同時に現物の受け渡しを行う市場を指す。銀も昔から通貨・宝飾品として用いられてきたが、時代が進むと共に貴金属としてよりも、建築物や医療、工業など幅広い産業分野で使用されるようになる。他の貴金属に比べて手ごろな価格であり、また導電性の高さから、脱炭素のトレンドに上がっている。
「銀」の価格は、米国や日本など消費国の景気や生産動向などの需給要因を理解することがポイント。特に銀の使用用途が多い電子工業用部品・写真フィルム・宝飾用需要の動向に注目。
・先週の銀スポットCFD(XAG/USD)週足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は短期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):1.4米ドル、1400.pips
・変動係数(σ(26)/平均値):4.55%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):29.905〜32.705
銀スポットCFD(XAG/USD) 日足の見通し:中期移動平均線と+2σラインをゴールデンクロス、買いサイン点灯
・先週の銀スポットCFD(XAG/USD)日足:中期移動平均線と+2σラインをゴールデンクロス、買いサイン点灯
・今週の予想:上昇
銀スポットCFD(XAG/USD) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は短期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは29.905〜32.705
・変動係数(σ(26)/平均値):4.55%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:+2σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+3σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:+1σラインとのデッドクロス
原油CFD(WTI原油)
WTI原油先物CFD 週足の見通し:3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーで下降トレンド継続を示唆。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは71.406〜78.006
・ニューヨーク商業取引所で取引されている「WTI原油先物」を原資産とした銘柄。原油の含有硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油が多く採れる原油。供給目線では、世界各地の製油所の停止状況、中東エリアの地政学による供給不安や、OPECプラスの減産増産による供給コントロールに注意。また需要目線では、活動的な夏/暖房器具を求める冬といった季節要因、石油消費国である中国や日本などのアジア諸国の景気、米国経済との相関などに注意。
・先週のWTI原油先物CFD週足:3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーで下降トレンド継続を示唆。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):3.3米ドル、3300.pips
・変動係数(σ(26)/平均値):4.57%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):71.406〜78.006
WTI原油先物CFD 日足の見通し:中期と短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・先週のWTI原油先物CFD日足:中期と短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週の予想:下落
WTI原油先物CFD サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーで下降トレンド継続を示唆。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは71.406〜78.006
・変動係数(σ(26)/平均値):4.57%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:−1σラインを再度下抜けるタイミングで売りエントリー
・エグジットポイント:−2σラインとのデッドクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:短期移動平均線とのゴールデンクロス
天然ガスCFD
天然ガス先物CFD 週足の見通し:3本の移動平均線が交錯しておりトレンドを確認できず。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは2.821〜4.221
・「天然ガス」は、シカゴマーカンタイル取引所で取引されている「天然ガス先物」を原資産とした銘柄。天然ガスは暖房や冷房、発電などに利用できる重要なエネルギー源。製造業における動力源であり、肥料や医薬品などの工業製品では原料にもなっている。また石油と比較して環境にやさしく、長期的な安定供給が可能という点で注目されている。
・先週の天然ガス先物CFD週足:3本の移動平均線が交錯しておりトレンドを確認できず。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):0.7米ドル、700.pips
・変動係数(σ(26)/平均値):24.42%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):2.821〜4.221
天然ガス先物CFD 日足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆も直近は−1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・先週の天然ガス先物CFD日足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆も直近は−1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・今週の予想:上昇
天然ガス先物CFD サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線が交錯しておりトレンドを確認できず。直近は+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。予想レンジは2.821〜4.221
・変動係数(σ(26)/平均値):24.42%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:−1σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:短期移動平均線とのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:−2σラインとのデッドクロス
ユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50)
ユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50) 週足の見通し:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は+2σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5125.900〜5381.300
・「ユーロE50」は、ユーロ圏先進11カ国の、流動性の高い時価総額上位50社から算出される「ユーロ・ストックス50指数」を原資産とした銘柄です。1991年12月31日を基準値1,000とした時価総額加重にて算出します。国別の構成比率では、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアで80%以上を占めております。欧州の株価動向を知るうえで重要な指標となります。
・先週のユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50)週足:3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は+2σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):127.7ユーロ、1277pips
・変動係数(σ(26)/平均値):2.59%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):5125.9〜5381.3
ユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50) 日足の見通し:3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成
・先週のユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50)日足:3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成
・今週の予想:上昇
ユーロ・ストックス50CFD(ユーロE50) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。直近は+2σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5125.9〜5381.3
・変動係数(σ(26)/平均値):2.59%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:+1σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス
香港ハンセン指数CFD(香港HS50)
香港ハンセン指数CFD(香港HS50) 週足の見通し:3本の移動平均線ではトレンドを確認できず。横ばいを予想。予想レンジは18977.500〜21517.300
・「香港HS50」は、香港証券取引所の上場中の、香港企業(レッドチップ)と中国企業の香港発行銘柄(H株)から算出される「香港ハンセン指数」を原資産とした銘柄です。1964年7月31日の株価を基準値100とした時価総額加重にて算出します。アジア市場の指標の中で、最も重要な指標のひとつです。
・先週の香港ハンセン指数CFD(香港HS50)週足:3本の移動平均線ではトレンドを確認できず。横ばいを予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):1269.9香港ドル、12699pips
・変動係数(σ(26)/平均値):6.49%
・今週の予想レンジ(終値±σ(25)):18977.5〜21517.3
香港ハンセン指数CFD(香港HS50) 日足の見通し:中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週の香港ハンセン指数CFD(香港HS50)日足:中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週の予想:上昇
香港ハンセン指数CFD(香港HS50) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント
・3本の移動平均線ではトレンドを確認できず。横ばいを予想。予想レンジは18977.5〜21517.3
・変動係数(σ(26)/平均値):6.49%
メインシナリオ(日足チャートでの分析)
・エントリーポイント:+2σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+3σラインとのゴールデンクロス
リスクシナリオ(日足チャートでの分析)
・撤退ポイント:+1σラインとのデッドクロス

株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
今週のCFDテクニカル分析見通し 2025 02
また移動平均線を2ヶ月連続、もしくはトレンドラインを下抜ける動きとなった場合の下値の目途はフィボナッチ・リトレースメントで価格目標を計算することが妥当です。週足で2021年以降を拡大して見てみます。起点は2021年安値、終点は2024年高値で計算したフィボナッチ・リトレースメントの38.2%押しと半値押しに注目します。
米国がインフレ懸念から利上げを開始した2022年3月以降、米金利の動向が為替相場に与える影響が大きくなってきました。米ドル/円相場で言えば米10年債と日本10年債との利回り差との相関係数が直近では日足ベースでも週足ベースでも0.9を超えていてほとんど同じ動きと言ってもよい状態です。
こちらは2022年安値と2023年高値との半値押しで現在は足踏みしていますが、長期的な反転パターンを形成していることを考えると、61.8%押しの1.02水準を通過点に76.4%押しの0.99台半ば、ざっくりとパリティ(1ユーロ1米ドル)がターゲットになりやすい水準です。戻り高値は2024年にもみあいの中心水準となった1.08水準が考えられます。
38.2%押しの139円台前半は2024年9月安値とほぼ一致し、今回も下げる動きが出てきた時の最初のターゲットとなります。キリの良い140円の大台と考えてもよいでしょう。そして次のターゲットは132円台前半です。2023年の3月の押しが130円の大台を若干割り込んだ水準でしたので、こちらはさっくりと130円の大台を意識しておけば良いでしょう。ただ過去20年の年間レンジの平均が約17円、過去10年間でも約17円です。この数年はボラティリティの上昇が目立ちましたが、平均レンジを17円とすると140~160円の20円レンジが妥当だと考えます。
上述の通り、ファンダメンタルズありきなので、現在から2025年を通してテーマとなるファンダメンタルズについて簡単に触れておきます。
2025年のレンジも狭くなりますが、0.99から1.08の900pipsレンジを考えたいところです。そうなると、ユーロ/円も当然下げを考えることとなり、150円の大台を割り込み148円水準をターゲットとした動きになっていくと考えています。
また1月20日にトランプ氏が大統領に就任し早い段階で公約の実現に動くと見られます。法人減税は米企業にとって好材料であり、そのことが海外の投資家から米企業への株式投資に動く材料となり、米株高は米ドル高の材料となります。しかし、日米金利差縮小傾向の鈍化も米国株高も既に織り込まれており、今後は2021年1月から4年続いた米ドル高の動きを止める材料探しに目が向く可能性が高いと考えています。
私は大学卒業後すぐにバンク・オブ・アメリカに入行、為替を中心に債券、デリバティブなどのインターバンク取引をしていました。その後日興シティに移り為替のトレードとセールスを見ていましたが、2社合わせて20年を職業トレーダーとして過ごしました。現在は皆さんと同じ個人投資家として取引を続けながら、証券会社やFX業者さん向けに情報配信をさせていただいております。2023年でインターバンクでの取引年数よりも個人投資家としての取引年数のほうが長くなったことは感慨深い出来事でした。
2021年1月からの4年間はバイデン政権の4年と重なっていますが、その前の4年は1期目のトランプ政権であり、2017年から2020年の4年の間に当時のトランプ大統領は米ドル高牽制発言を繰り返しました。2期目では就任早々に関税強化が行われ、中国はそれに対抗した人民元安容認の為替政策を取ると見られます。そうなるとトランプ大統領は改めて米ドル高、特に人民元安の牽制をしてくる可能性が高そうですし、その場合は円安についても言及して来るのではないかと考えられます。
他のアプリと比較すると、チャートで使えるテクニカル指標が20種類と多いのがメリット。また、ランキング数や銘柄検索(スクリーニング)機能が充実している。さらに、株主優待を狙う投資家にもおすすめ。株主優待検索はもちろん、「現物買い+信用売り+精算注文」が一度の操作でまとめて行える「優待クロス注文」が便利だ。
2025年の1年間を通して12月FOMC(米連邦公開市場委員会)で示されたドットプロットでは米国が0.5%の利下げ見通しと大きく上方修正されました。一方で、日銀会合はハト派な内容となり春闘後に0.25%の利上げが行われる程度という見方がコンセンサスとなってきました。つまり日米金利差は今後1年かけて0.75%しか縮小しないという見方が固まりつつあり、このことが現在の米ドル買い材料の最大の要因になっていると言えます。
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