
小陽線引け。87円半ばの日足一目・転換線が抵抗となり下値を試すも、86円半ばでは支えられた。87円台まで持ち直し、2手ぶりの陽線引け。
本日も転換線は87.49円で横ばいであり、その上87.70円には基準線が位置している。両線が抵抗帯として意識されるが、上抜け出来るようであれば、88円台の雲の下限を目指す展開が期待できそうだ。
レジスタンス1 87.70(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 87.19
サポート1 86.45(2/4安値)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表は テクニカル分析用のインジケーターです
以下、代表的なテクニカル指標と、売り時の見極め方について解説します。
しかし、テクニカル指標を使いこなせるようになるには大変な時間がかかります。そこでおすすめするのが、インヴァスト証券の自動売買システム「トライオートFX」です。トライオートFXなら、すでに実績を出している自動売買プログラムを選ぶだけで簡単にFX取引が始められます。自動売買はあらかじめ設定した条件をみたすと、自動的に売買、決済が行われるためテクニカル指標などで売買の判断をする必要がありません。
テクニカル分析用のインジケーター(テクニカル指標)は海外発のものが多いなかで、一目均衡表は日本人によって考案されたものになります。海外にも逆輸入されているもので、「ichimoku」として親しまれています。一目均衡表の優れている点は視覚的に判断しやすく、現在の相場状況が上向きであるのか下向きであるのかといった方向感と強弱が分かります。多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」を重視しているのに対して、一目均衡表では横軸である「時間」にも注目しています。それによって、価格とともに相場が変化していくタイミングを示唆しています。一目均衡表を正しく判断することによって、エントリーポイントを見逃しにくくなるのではないでしょうか。
テクニカル指標はトレンド系とオシレーター系に大別されます。トレンド系は現在の相場の方向性から、順張りでエントリーするタイミングを見極める目的で利用します。一方、オシレーター系は売られ過ぎ、買われ過ぎを判断して逆張りでエントリーする目的で利用します。
今回紹介したテクニカル指標は、次のように分類するのが一般的です。
MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の頭文字をとったもので、「マックディー」と読みます。MACDは、シグナル線(単純移動平均線)とMACD線の二つで構成され、2本の線の位置関係でトレンドや売買タイミングを見極めるテクニカル指標です。MACD線は「短期EMA(指数平準移動平均線)-長期EMA」で表せます。
津田 隆光(つだ たかみつ) チーフマーケットアドバイザー 日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA)。主にコモディティ分野のマーケットに従事し、2008年1月マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)入社。社内外で各種テクニカル分析レポートを執筆する傍ら、セミナー講師やYouTube(M2TV)出演、ラジオ番組(ラジオNIKKEI)コメンテーターなどを務める。 【執筆レポート】 「テクニカル・ポイント」など 【出演動画】 YouTube(M2TV)「マーケットView虎視眈眈」
チャートとは価格の動き、つまり値動きを表したグラフのことを指します。FXのみならず株価でも過去の動きをグラフ化したチャートが用いられます。冒頭にも述べた通り、チャート分析はテクニカル分析の一つで、過去の値動きや価格の推移、またその位置関係から相場の動きを認識・予測します。
上述した「(各通貨ペアの)年間予想レンジ」を含めた3つの世界戦略通貨ペアにおける「24年大予想」に関しては、あくまでテクニカル分析とシーズナル分析を合わせた上で勘案した本稿執筆(23年12月20日)時点での「蓋然性(がいぜんせい)」を記載したもので、将来を予言するものではありません。よって、日々変わり得る相場材料に関しては、当社の「マーケット情報」(=レポートやM2TV[YouTube]など)を適宜ご確認いただくようお願いします。また、実際のトレードに関しては、別途「トラリピ戦略リスト」をご参考にしていただければ幸いです。
ただし複数のテクニカル指標を組み合わせても、必ずトレードが成功するとは限らないことはご留意ください。
一目均衡表は、テクニカル分析用のインジケーターです。雲を見るうえで理解しておくべき一目均衡表の特徴や習得すべき必要性について説明します。
テクニカルポイント ポンドドル、上昇トレンド形成への動き1.2793 200日移動平均1.2790 一目均衡表・雲(上限)1.2784 100日移動平均1.2638 一目均衡表・雲(下限)1.2589 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.2466 エンベロープ1%上限(10日間)1.2449 現値1.2360 21日移動平均1.2354 一目均衡表・基準線1.2343 10日移動平均1.2342 一目均衡表・転換線1.2219 エンベロープ1%下限(10日間)1.2131 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ポンドドルは上昇トレンド形成に向けた動きがみられている。10+21日線は接近しており、ゴールデンクロス示現が目前に迫っている。現状の水準からかなり下方に乖離してこなければ、可能性は高い。RSI(14日)は52.0と中立状態を示している。50超え水準が定着するのかどうかがポイントとなりそうだ。
テクニカル指標とは過去の為替レートの値動きなどをチャートで表した指標です。テクニカル指標を頻繁に分析していると、過去にも同じような値動きのパターンが確認できることがあります。こうした過去の値動きに関する経験則から売り時、買い時を見極めることを「テクニカル分析」と言います。
ローソク足と、転換線、基準線、先行スパン1,2、遅行スパンの5本の補助線を用いて相場を分析するテクニカル指標です。先行スパン1と2の間を雲といい、ローソク足が雲を下から上に抜けると買いシグナル、雲を上から下に抜けると買いシグナルと言われます。
一目均衡表はすべてを習得するのが難しいテクニカル指標であると言われています。一目均衡表の考案者である一目山人による解説本は全7巻があるものの、一部の本は絶版になっており、現在完全に習得した人はほとんどいないとされています。ただし、時間論・波動論・値幅観測論などの理論があるものの、実際の使用にあたっては、一目均衡表を完全に習得する必要性はあまりなく、おおまかな概念の理解とシグナルさえ押さえておけば充分役立てることが可能です。
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