バレンタインチョコ 大幅値上げ
バレンタインの多様化で、本命チョコと義理チョコ以外にも、自分用の「ご褒美チョコ(自分チョコ)」、友だち同士で交換しあう「友チョコ」、日ごろお世話になっている人に贈る「世話チョコ」、家族間で交換する「家族チョコ」などさまざまな目的、スタイルがある。近年、この一角に新たに加わったのが「推しチョコ」だ。
帝国データバンクが、前年との比較が可能なバレンタイン向けチョコレート135ブランドを調査したところ、80ブランドで値上げを実施しており、1粒当たりの価格は前年比約7%上昇していたという。
18年2月に高級チョコレートブランドのゴディバが、「日本は、義理チョコをやめよう」と日本経済新聞に全面広告を掲載して以降、職場での義理チョコを廃止する動きが進み、コロナ禍のテレワークが後押しした感がある。調査会社のインテージが毎年1月下旬に実施しているバレンタインデー調査でも、女性の「(チョコを)渡す予定はない」という回答が、20年の28.5%から、21年30.1%、22年39.4%、23年42.7%と、年々増加の一途だ。
チョコ単体の値上げもさることながら、電気料金をはじめとする生活コストが大幅に上がっていることから、嗜好品を選ぶ目も厳しくなり、購入点数を絞る動きが出ている。購入点数の見直しで真っ先に候補に挙がるのが、いわゆる義理チョコだ。
減量値上げなど「求めやすい価格」模索 全国の大手百貨店やショッピングモール、ホテルなどが販売する計150ブランドのバレンタイン向けチョコレート(1粒バラ売りまたはアソートタイプ等)を調査した結果、2025年におけるチョコ1粒当たりの平均価格は418円(税込)だった。1年前の395円に比べて23円、率にして5.8%の値上がりとなり、集計のある22年以降で初めて1粒400円を超え、最高値を更新した。
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