線路保守で運休 利用者に戸惑いも
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線路保守で運休 利用者に戸惑いも
関西大の安部誠治名誉教授(交通政策論)は「線路設備の維持管理は、鉄道の安全を守る上で極めて重要だ。作業員の高齢化や人手不足が深刻化する中、夜間の作業を日中に置き換えるだけでなく、ロボットなど最新技術を有効に活用していくことが求められる」と指摘する。
JR各社で、夜間の営業終了後や運行の合間を縫って実施してきた線路の保守作業について、日中に路線を運休して集中的に行うケースが広がっている。
JR西日本は、線路の保守点検効率化のため、列車を運休させて作業時間を延ばす集中工事に取り組んでいる。岡山市北区の津山線の現場をこのほど公開した。長寿命の枕木への交換や、大型重機の投入による省力化の一端が見えた。
JR九州は10年度頃から、JR北海道も19年からそれぞれ、運休を伴う昼間の工事を行っている。JR四国は、2月12日から、愛媛県南部の予讃線八幡浜―宇和島間で初めて行う。平日の5日間、各日特急・普通計14本を運休させ、敷石の交換や線路沿いにある樹木の伐採を行う。
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