トランプ氏に贈った兜 1年待ちに
トランプ新政権に対して、期待と不安どちらが大きいですか?
▽安倍晋三元首相 17年2月、金色が好きなトランプ大統領に金沢市の金箔(きんぱく)メーカーが製造した伝統工芸品・金沢箔のボールペンと書類箱。
トランプ大統領に贈られたことが報じられると、店には問い合わせが殺到しています。元々端午の節句用としてしか用意していなかったため、今注文しても届くのは1年以上先になるとのこと。
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金色はトランプ大統領の好みの色、加えてドラマ「SHOGUN」や大谷翔平選手の活躍ともイメージが重なるのが兜で、総理の地元のこの老舗人形店が選ばれました。
安倍晋三元首相はトランプ氏と太いパイプを築いており、何かと比較されていた石破氏の日米外交デビュー。
【ワシントン共同】日米首脳による7日発表の共同声明は、トランプ大統領が石破茂首相から近い将来に日本を公式訪問するよう招待を受け、受け入れたと記載した。トランプ氏は第1次政権時の2019年5月に国賓として来日、同6月には大阪で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席している。
安倍晋三元首相はトランプ氏と太いパイプを築いており、何かと比較されていた石破氏の日米外交デビュー。米ゴールデングローブ賞4冠の配信ドラマ「SHOGUN 将軍」(真田広之主演)の影響や、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(30)がエンゼルスに在籍中の2023年、本塁打を打った際のパフォーマンスとして「兜セレブレーション」を行っており、米国でも兜の知名度は抜群。気の利いたお土産で“荒武者”トランプ氏のハートをがっちりつかんだ。
外務省から店に電話があったのは去年11月のこと、海外へのお土産とのことでしたが相手がトランプ大統領とは知らないままでした。
日本時間の2月8日に行われた日米首脳会談。 石破総理から、お土産として地元・鳥取の老舗人形店の「金の兜」がトランプ大統領に贈られました。
石破氏は、対米投資を1兆ドル(約151兆円)規模に増やすと表明した。日本企業による対米投資の例を挙げ、米経済や雇用への貢献をアピール。トランプ氏は石破氏を「偉大な首相になるだろう」とたたえ、石破氏も「誠実で、力強い意志を持ち、強い使命感を持たれた方」と応じるなど、両者の距離も縮まり友好ムードで終わった。
人形のはなふさ 英智哉 社長「外務省の方からも、海外の方にお土産を持っていきたいので兜が欲しいという要望でしたので、特にどなたにというのはお聞かせ頂いていなかったので、本当(トランプ大統領と)聞いた時にはビックリでしたね」
中国メディアの環球時報は9日、米ニューヨーク・ポストの8日付報道を引用し、この金のかぶとはドラマ「SHOGUN 将軍」のヒットを受け、石破氏の地元・鳥取県の人形店に発注したものであること、トランプ氏はその返礼として昨年7月のペンシルベニア州バトラーでの暗殺未遂事件の写真を表紙に使用した新著「Save America(アメリカを救え)」を贈ったことを伝えた。
「米国第一主義」を貫くトランプ氏は外交交渉では、打って変わって対日貿易赤字の解消を要求。貿易不均衡が続けば、関税が選択肢となるとの考えに言及した。貿易赤字を巡る米国の厳しい姿勢が、改めて浮き彫りになった形だ。また、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り「買収ではなく、多額の投資で合意した」と述べた。
「亜麻色縅満天金星兜(あまいろおどしまんてんきんぼしかぶと)」が、トランプ大統領に贈られた兜飾り、白や亜麻色の淡い基調に金色の装飾が輝きます。
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