ドバイチョコが人気 始まりは副業
「CAFE N°_5」のドバイチョコレートはテイクアウトも可能。ボックスに入れて提供されるスタイルは、まるでケーキを持ち歩いているかのような気分になりますね。
今や世界中で話題になっているとも過言ではない、「ドバイチョコレート」。
ドバイチョコレートとは?
世界的な市場調査会社ユーロモニターインターナショナルのアナリスト、モニク・ナバル氏は、中東にはラクダのミルクを原料としたチョコやデーツをチョコで包んだお菓子など個性的なお菓子が存在すると説明した上で、空港などのお土産として人々に知れ渡ることで広がってきたが、異なった広がり方をたどったドバイチョコレートはソーシャルメディアの可能性を示すものだと指摘する。
「めざましmedia」は、まだまだドバイチョコレートを深掘りするべく、「CAFE N°_5」のオーナーにインタビュー!韓国で話題のドバイチョコレートを日本で販売しようと思った"きっかけ"や反響などを聞いてきました。
ドバイチョコレートが着想を得たのは、中東で一般的に食べられているスイーツのクナーフェだ。ドバイチョコレートはこのクナーフェをチョコの中に押し込んだというのがコンセプト。クナーフェは筆者のイチオシの中東スイーツだが、常温保存が可能で日本でも人気が高まりつつあるバクラヴァとは異なり、温かい状態でカフェで食べることが一般的であり、味わえる機会は限定的なのが残念なところ。
ティラミス、生キャラメル、タピオカ、マリトッツォ――。これまでたくさんのスイーツが話題となり、新しいブームを生み出してきた。2025年、その本命と目されるのが、「ドバイチョコレート」だ。
もしドバイを訪れる機会があれば、ぜひ14時と17時の販売開始時刻を狙って「ドバイチョコレートの元祖 FIX」を手に入れてみてください。あっという間に売り切れてしまうかもしれませんが、一口頬張れば、その人気に納得するはずです。
世の中には、健康ブームもあるが、そうした健康面が注目される一方で、不健康な食べ物を愛好するブームも併存する。大盛りの濃厚ラーメンを愛する若者は常に存在するし、甘いお菓子が大好きな層もいる。ドバイチョコレートはこうしたクナーフェの退廃的な要素を巧みに取り込み、従来のチョコレートにはなかったジャンルを開拓したと言えそうだ。
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