【見通し】今日の株式見通し=小動きか 米長期金利は低下もダウ平均は下落

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【見通し】今日の株式見通し=小動きか 米長期金利は低下もダウ平均は下落

東京市場は小動きか。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均は下落し、ナスダックは上昇。S&P500はほぼ横ばいとなった。ダウ平均は165ドル安の44546ドルで取引を終えた。1月小売売上高が市場予想を下回り、10年債利回りが低下。景気敏感系の銘柄は売られた一方、グロース系の銘柄には資金が向かった。ドル円は足元152円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円安の39100円、ドル建てが15円高の39125円で取引を終えた。

 米国動向を受けてグロース株には買いが入ると見込まれる。一方、弱い小売指標は米景気減速に対する警戒を高めるだけに、グロース株以外は手がけづらい。本日の米国は休場で、あすは手がかり難が予想される。決算発表銘柄の振れ幅は大きくなるだろうが、全体では方向感が出づらいとみる。場中は値幅が出ればそれが修正され、前営業日近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは38950円-39300円。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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焦点はやはり業績の見通し(ガイダンス)となろう

また、今月下旬に発表される第4半期決算も重要である。同社のPERは現在47倍、PBRは44倍そしてPSRは26倍にある(1月31日時点)。力強い業績の見通しを示すことができない場合は、成長懸念から同社の株価の割高感が意識され、下で述べるサポートラインを視野に下落幅が拡大する可能性があろう。

不安要素3:米ハイテク企業の割高感、転落のエヌビディア 3つ目の不安要素が米ハイテク株の割高感である。先週の決算では、業績見通しでメタ・プラットフォームズ(META)とアップル(AAPL)が、かろうじて投資家の期待をつなぎとめた。一方、マイクロソフト(MSFT)は成長の中核を担うクラウド事業の増収率が投資家の期待を下回った。週間の騰落率を確認するとメタは6.44%、アップルは5.93%上昇した一方、マイクロソフトは6.53%下落し見事に明暗が分かれた。

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今週はGoogleを傘下に持つアルファベット(GOOGL)とアマゾン(AMZN)が決算を発表する。焦点はやはり業績の見通し(ガイダンス)となろう。中国の新興AI企業ディープシークの登場で、米ハイテク株の割高感が意識されやすい状況にある。この点を象徴したのが、先週のマイクロソフトの下落である。アルファベットとアマゾンが現在の株価水準を投資家に納得させるだけの力強い成長見通しを示すことができなければ、米ハイテク株売りの圧力が高まる可能性があろう。

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