米平均価格「平成の米騒動」超え
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米平均価格 平成の米騒動 超え
農林水産省は17日、コメの出荷業者と卸売業者が売買する際の価格を示す「相対取引価格」を発表した。昨年12月までの2024年産米の全銘柄平均は玄米60キロ当たり2万3715円となり、比較できる1990年以降で過去最高値だった。これまで最高だった93年の大凶作「平成の米騒動」の2万3607円を超えた。
コメの価格が品不足で急騰している。卸会社の取引価格は新潟産コシヒカリが1カ月で35%上昇した。月間の上昇率としては「平成の米騒動」があった1993年10月を上回り、過去最大だ。産地のJAはコメを集めきれず、顧客に「確保難」を通知した。
農林水産省は18日、出荷団体と卸売業者が売買する際の価格を示す「相対取引価格」で、2024年産米の9月の全銘柄平均が玄米60キロ当たり2万2700円だったと発表した。データの発表元が異なる1993年に「平成の米騒動」で年平均2万3607円を付けて以来、31年ぶりの高値。昨夏の猛暑で23年産米が品薄となった影響で、前年同月と比べると48%(7409円)上昇した。
農林水産省は17日、2024年産米の相対取引価格(全銘柄平均、玄米60キロ当たり)が昨年12月までの平均で2万3715円と、凶作で「平成の米騒動」が起きた1993年産の2万3607円を上回り、過去最高を更新したと発表した。
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